今日の試合速報

チケット購入はこちら

J’s GOALニュース

一覧へ

【J2:第38節 神戸 vs 札幌 プレビュー】松田・ペドロ新体制での新たな船出を迎える神戸が、ホームに札幌を迎えて、6連勝を目指す!(06.09.08)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
9月9日(土)J2 第38節 神戸 vs 札幌(19:00KICK OFF/神戸ウイ)
-ゲームサマリーはこちら-
-スターティングメンバーは、試合開始約2時間前に各試合のスコアボード「試合詳細」に掲載されます-
★前節のハイライト&会見映像は【こちら】
----------

 今季のチームをここまで作り上げてきた名将、スチュアートバクスター氏が、前節の横浜FC戦をもって、家庭の事情により監督を退任した神戸。この第38節の札幌戦からは、8月からコーチとして入閣していた松田浩氏が監督に昇格し、J1復帰へ向けて新たなスタートを切る。ただ、実質的な指揮は、バクスター政権下でシーズンを通して指導にあたってきたペドロコーチが執ることになり、松田新監督はそのアシスタントに回るという。そのため、これまでのチームの方向性は継続され、戦い方もさほど変化はないものと思われる。それでも、昨季、福岡をJ1昇格に導いた経歴を持つ松田新監督の存在は、神戸にとって、これまた大きなアドバンテージとなることは確かだ。他のチームから見れば、なんとも贅沢な布陣であろう。

 その神戸は現在チーム史上初の5連勝中。バクスター氏を勝利で送り出そうと一致団結した結果、第36節ではロスタイムの田中の劇的なゴールにより難敵・東京Vに2-1と逆転勝利し、前節の横浜FCとの壮絶な2位決戦も、9月8日に19歳の誕生日を迎える新鋭ガブリエルが決めた来日初ゴールにより1-0と勝利を収めた。この5試合、すべて1点差(東京V戦以外は1-0)のゲームをものにしている神戸は、間違いなく勝負強さを身につけ、波に乗っている。勝ち点も66に伸ばし、首位の柏(同68)を完全に射程圏に捕らえ、6連勝を目指す今節では、結果如何によっては首位に立てる状況だ。

 一方の札幌は、ここ5試合で1勝2分け2敗。第34節には仙台を3-1と下したものの、その後の大事な2戦は大黒柱のフッキを出場停止で欠いたことも響いてか、横浜FCに1-2と逆転負けし、山形とのアウェイ戦でも決め手を欠いてスコアレスドローと勝ち切れず、若い選手をそろえるチームは安定とは程遠い。14試合を残しているとはいえ、順位も8位で、勝ち点は47。3位横浜FC(同63)との差は16と開いており、J1昇格圏への道のりもかなり厳しくなったと言わざるを得ない。今後は昨季の6位をひとつでも越える順位を目指すことが、チームのモチベーションとなっていくだろう。

 さて、今季の神戸と札幌の対戦成績は1勝1敗。最初の第8節では神戸がホームで1分に先制しながらも主導権を握られ1-2と逆転負けし、2度目の第15節ではアウェイで先制点を許しながらも朴康造のハットトリックなどで神戸が6-1と大勝。実に対照的な戦いとなっている。

 試合の見所としては、2試合ともに先制点を生んだセットプレーと、カウンター(速攻)、そして神戸の右サイド対札幌の左サイドの攻防の3点を挙げたい。セットプレーとカウンターに関しては、現代サッカーでは常にゴールの生まれやすいものとなっているが、この試合では神戸には三浦、札幌にはフッキという、プレースキックのスペシャリストがいるだけに、特に得点機となる可能性が高い。また、カウンターについては、札幌のフッキのスピードがとりわけ目立ち、神戸のディフェンスラインとの駆け引きが面白いところだ。そして一番のポイントはサイドの戦い。神戸の朴康造、北本が担う右サイドと、札幌のフッキ、西谷がスピードを生かして攻め立てる左サイドの勝負が、試合を左右することは、過去2戦で明白となっているため、今回も見逃せない。ちなみに、この試合ではともに出場停止の選手はおらず、現段階でのベストメンバーが顔を並べることになるだろう。

 中23節、約4カ月ぶりと、J2リーグ戦にしてはかなり間隔の空いた激突となる神戸と札幌の顔合わせ。その間に、チームの状況が大きく様変わりし、発展していったのは神戸。新戦力も融合し、チームとしての安定度も増している。そんな神戸に、札幌は意地を見せることができるか。第3クール後半、夏は過ぎ去ろうとも、まだまだ熱い戦いが、神戸ウイングスタジアムでは繰り広げられるはずだ。

以上

2006.09.08 Reported by 前田 敏勝
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

旬のキーワード

最新動画

詳細へ

2025/12/21(日) 10:00 知られざる副審の日常とジャッジの裏側——Jリーグ プロフェッショナルレフェリー・西橋勲に密着