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【日本代表 vs ガーナ代表】前日練習後のオシム監督(日本代表)記者会見コメント(06.10.03)

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●KIRIN WORLD CHALLENGE キリンチャレンジカップ2006
10月4日19:20キックオフ@横浜国際総合競技場<日産スタジアム>
日本代表 対 ガーナ代表
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●オシム監督(日本代表):

Q:新しい選手を呼んだがチームのベース作りはどれくらい進んでいるのか?

「新しい選手を呼んだがという質問でしたが、その言葉がチームがどれくらいまで来ているかを表しています。ケガ人が出たのは私のせいではなく、変えようと思ったのではなく変えなくてはいけなくなったから招集しました。坪井、闘莉王、加地の3人がケガをしたのでという質問でしたが、答えは質問の中に出ているのです」

Q:これまで対戦した相手の中でガーナがもっとも強国という声が強い。日本代表にどのような期待を持って明日の試合に臨むか?

「対戦相手を決める前に、ある程度強い相手とやりたいという希望は伝えました。負けても恥ずかしくない相手です。同時に現在の日本の力を試すこと、計ることができるチーム。すべての選手が欧州でプレーしているようなチームで、しかも発展途上で伸びしろのあるチーム。そういう相手と試合をすることによって日本のクレバーさと危険さをはっきりさせられるかどうか。それを計るチャンスなのでそういう試合にしたいです。いろいろ候補はありましたが、簡単に勝てる相手はつまらない。とはいえ国際試合で簡単に勝てるチームは多くありません。ですから今回の対戦可能な候補の中でもっとも強いチームを希望しました」

Q:明日のスタメンについてどういう考えを持っていますか?

「もし知っていたらここで発表するかもしれませんが、決めるのは単純な作業ではありません。選手同士も力が接近しているし、特徴のある選手を揃えています。もちろんガーナの先発が決まっていればある程度対策も立てられますが、ガーナが1トップなのか2トップなのかで違う状況に直面します。さらに、強いチームなのですから敬意を表さなければいけません。加えて日本はケガでDFのレギュラーを3人失っています」

Q:セットプレーのキッカーについて、阿部に蹴らせる意向はないのか?

「もし阿部と遠藤が今日練習していたとしたら、アレックス(三都主)はどんな気持ちになっていたでしょうか。アレックスと遠藤が2人キッカーとして蹴っていましたが、なんで阿部が3人目のキッカーとして考えられないのでしょうか。もしくは遠藤と阿部が蹴っていたらアレックスは3番目のキッカーとして考えられないのですか?なにしろ日本代表にはFKの名手が数多くいますが、残念ながら明日の試合はそんなにFKのチャンスは得られないでしょう。ですから遠藤とアレックスは明日の試合のためではなくJリーグの試合のために蹴っていたんだと思います」

Q:今野は本来ボランチの選手だがCBで起用するのか?

「今野がどういった選手かは知っているつもりです。ですがトレーニングはトレーニング、試合は試合。あとは負傷者に関わることなので非常にデリケートな問題です。対戦相手のガーナは足が速い選手が揃っています。青山と山口を追加招集しましたが、彼らがものすごく足の速い選手ではないのはご存知ですね。そういった選手と比べて今野をトレーニングで試してもいいじゃないですか。あと今野は負傷明けで微妙な時期です。この3人のうち誰かを先発させて、どんなプレーをするのか想像はできません。相手が2トップで来るなら阿部をリベロに置いて、水本と今野をストッパーにします。だが相手が1トップだと攻撃に出る選手が少なくなってしまう。両方の事態に対応できる選手を招集したつもりです。相手がどちらなのかを予想するのは非常に難しい。ガーナの監督は私の親友なので、だからこそ明日の先発は?などというハレンチな質問はできない。私自身がスタメンを決めていないのでお答えできないが、そのヒントになることは話したつもりです」

Q:サイドからの攻撃に対して細かな指示を出していたが、これはガーナを意識したものか?

「(サイド攻撃は)世界のサッカーのトレンドです。中央にペネトレイト(突破)できないようにするのが世界のスタンダードであり、サイドから攻めるのは私だけでなくどの監督でもやっています」

Q:相手は4バックのようですが、オフェンスにはどういったアタッカーを選ぶ?

「相手が4バックだろうという予想は私もしています。というわけで日本は4トップでいくとかそういう数合わせの話ではないと思います。ただ相手の4バックはSBの選手が非常に攻撃的なので、4バックという表現は正しいとは思いません。日本の攻撃陣の中にはポリバレントな、つまり複数のポジションをできる選手を入れようと思っています。攻撃もできるけど守備もできる選手。そういうヒントで予想してください」

Q:相手のSBをケアするという意味で、巻選手に相手を上がらせないように指示していたようだが?

「確かにそういうような指示を出しましたが、それは私が発明したことではありません。どうすればチームメートがプレーしやすいかといったことを伝えました。ボールを失った瞬間から守備が始まり、ボールを失った選手が最初のDFにならなければいけない。この質問は非常にいい質問で、私がテストを受けているようです。私が戦術というテストに合格したかは皆さんが判断してください」

Q:今日の練習で三都主選手が4バックの左でプレーしていたが、ジーコ前監督のときは守備に不安を抱えていた。それどう捉えているか?

「ワールドカップの試合は私も拝見しましたが、クロアチア戦とオーストラリア戦でもアレックスが一番いいDFでした。ですから皆さんも試合のビデオをもう一度見てください。私だけでなく皆さんもアレックスは何ができる選手かを知っているでしょう。それに左利きですよ。日本人には左利きが少ない。少ないうえにアレックスより優れた左利きが何人いるでしょうか。ですから今日のトレーニングでアレックスがそこでプレーしていたのは、私がジーコに相談したのではなく、それが必要だったからです。もちろんオリンピックやもっと下の若い選手が伸びてくれば違った使い方があるかもしれません。今まで駒野をそのポジションでテストしていましたが、合格とも不合格とも言えます。守備ではいいプレーをしていたが、攻撃面ではもっとできるのではないか。これ以上話すと個人的な人格問題になってしまいます。選手一人ひとりをまな板に乗せて料理するということはしたくないのでここまでにしておきましょう。もしアレックスをそこで使うのがいけないならそう書いてください。ですが、そこで使うオシムが悪いと」

Q:先ほど使った「ポリバレント」という言葉が日本代表のキーワードになるのか?

「ポリバレントというのはケミカル、つまり化学で出てくる言葉。化学的なサッカーというのも悪くないんじゃないでしょうか」

以上

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