●第86回 天皇杯全日本サッカー選手権大会
愛媛 vs びわこ成蹊
10月8日(日)13:00KICK OFF/愛媛陸
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雨中の激闘。それはちょうど1年前、愛媛と草津が対戦した第85回天皇杯の3回戦だった。当時JFLで首位を走り、Jリーグ加盟を目指していた愛媛。1年先にJFLを駆け抜け、既にJリーグで戦っていた草津との一戦は、愛媛がチャレンジャーとしてぶつかった。JFLとJリーグ、違うカテゴリーで1年間戦った両チームの実力差は開いたのか、それとも縮まったのか。天皇杯は、そのことを確かめる絶好の場となった。
結果は2度のリードを奪った愛媛に対して、最後は草津が地力の差をみせての逆転勝ち。この一戦で草津はJリーグの意地を見せ、そして愛媛はJリーグでも戦えることを示した。群馬まで駆けつけ、雨の中で応援を続けた愛媛のサポーターにとっては、Jリーグへの想いをより一層強くした天皇杯3回戦となったことだろう。
あれから1年。J2の舞台でもまれた愛媛が、今度はびわこ成蹊スポーツ大学をチャレンジャーとして迎える。J2でも常に挑戦者として戦った愛媛にとっては、今季初めてのシチュエーション。それだけに選手起用など、望月監督が天皇杯をどのような位置付けにするのかは気になるところ。そのことに関しては「リーグ戦のための天皇杯」と語った望月監督。メンバーに関しては、J2リーグ戦から大きな変更がないことを示唆した。「高いレベルを保ったまま、試したい選手の起用はある」と続けたが、愛媛にとっては勝負をしながらも、リーグ戦次節の仙台戦(10/14、J2第44節)に向けてチームの課題を修正していく3回戦となりそうだ。
その課題のひとつとなるのは、ポゼッションをした後の攻撃か。「Jリーグのチームを倒そうというモチベーションの高い相手に、立ち上がりの勢いで負けないように気をつけたい」と語るのはDFの金守。だが、90分を通してみれば愛媛が試合の主導権を握る時間帯が多くなるはず。受身に回ることが多いJ2とは違う状況になるが、現在チームでトライしている繋ぐサッカーの成熟度を試すには格好の試合となりそうだ。
一方でびわこ成蹊スポーツ大学としては、昨年の3回戦で見せたヴァンフォーレ甲府と一戦(1対0で甲府の勝利)から一歩進み、Jリーグチームからの金星まで持っていきたいところ。しかし、「能力の高いFWがいるので簡単な試合にはならない」と望月監督が警戒するように、愛媛にも油断はない。
そして「今年1年の成果を、J1相手に試したい」と、愛媛の選手にとってもモチベーションが高いのが今回の天皇杯。プロとして、そして4回戦で再びチャレンジャーとしてJ1チームと対戦するために、愛媛にとっては今季最も「結果」が求められる天皇杯3回戦となりそうだ。
以上
2006.10.07 Reported by 近藤義博
J’s GOALニュース
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