第86回 天皇杯全日本サッカー選手権大会 3回戦
水戸 0-1 静岡(1,016人/ひたちなか)
得点者:'50 河村優(静岡)
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●三浦泰年総監督(静岡):
Q:今日の勝因は?
「立ち上がり硬かったし、足にボールがついてなかった。ただ、前半を0対0で行けたことで勝機は生まれた。選手時代に経験あるが、Jチームは格下との対戦で、さらにリーグ戦の狭間でやるのでモチベーションやコンディショニングなどが難しい。水戸は油断はしていなかったものの、ウチが格下ということで高いモチベーションが生まれた。ウチにはJリーグを解雇された選手が多く、それがモチベーションとなり、勝ちが生まれた」
Q:水戸にはどうやってつけこんで行こうと思ったか?
「もっともっと中盤で激しくプレスされれば、ウチは困る部分があった。ただ、その中でうまく守り切ることができた。ウチとしては1点を逃げ切るという経験はなかった。もう1点取りに行くことが多かったが、Jチーム相手にそれはできなかった。カウンターでチャンス生むと思ったが、できなかった」
Q:河村投入が当たりましたが? 期待した部分が出ましたか?
「もちろん! 彼はJで何十試合もプレーした選手。プレーしたくてしょうがない中、45分間その思いを溜め込んだ。我慢をしました。彼はウチでもっともパフォーマンスの高い選手。こういう展開が理想だと思ったし、こういうことになると思った。前半をなんとか0対0で耐えれたので、これ以上彼を我慢させることはできなかった」
Q:格上との対戦でしたが、試合前に選手たちに伝えたことは?
「天皇杯でJチームとやれることは素晴らしい。でも、それだけではダメ。勝てた時にはじめて素晴らしいんだと伝えた。Jリーグを目指す君たちにモチベーションはあるだろうと、それをキープしようと話をしました。J2チーム相手だっただけにいつも以上にそういった話を伝えました」
以上
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