10月18日(水)J2 第45節 仙台 vs 徳島(19:00KICK OFF/ユアスタ)
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「ちょっと風邪をひいたようなもので、誰にでもあることだ。むしろ、体調を崩してもすぐに戻ってきたことこそ、私が元気である証拠。私のハートはライオンのハートであるということを、証明できたと思う」
ウイルス性胃腸炎を発症し、先週末のアウェー愛媛戦を、チームには帯同せずに自宅で見守った仙台・ジョエル サンタナ監督。だが「チームとコーチングスタッフの素晴らしい仕事(勝利)で、私の回復も早まった」と言うとおり、徳島戦に向けたトレーニングに姿を現した監督は、声も身振りも以前と変わらず大きかった。これにはとりあえず、一安心である。
さて愛媛戦について、自宅で見ていた監督の意見は、現場にいた人間のそれとほぼ同じだった。いわく「20分までは(集中して)プレーしていたが、その後で気を抜いてしまい、相手にスペース、スピードを与えてしまった」。この言葉のとおり前節の仙台は、ジキルとハイドではないが、早々と2点を奪った前半20分前後を境に、全く別のチームへと変貌した。
「変貌前」の仙台は、愛媛戦の前までリーグ戦で5試合連続、先制点を奪うことが出来なかったチーム(さらに書き加えると、PKで先制した天皇杯の熊本戦も、決して熊本を圧倒していたわけではなかった)とは思えない、素晴らしい立ち上がりだった。チーム全体に高い位置でボールを奪う意識があり、特にサイドでそれが機能したため、両サイドバックの攻めへの絡みが容易に。それにより愛媛の守備はワイドに広げられ、ボルジェスと2列目の選手の頻繁かつ効果的なポジションチェンジで裏へ飛び出していく前線に、おもしろいようにスルーパスが通った。ボルジェスの2得点で起点となったのは、共に最終ラインを切り裂くスルーパスによるものである。
ところが、この2得点の後、チームは一気に「緩んだ」。現場ではてっきり2点のリードを受けてカウンター狙いにチームが切り替えたようにも見えたのだが、実際はそうではなく、前線での守備アプローチが急激に減少したことで全体の守備がずるずる下がっただけ。さらに片サイドに人数をかけてきた愛媛の攻撃に仙台は対応できず、数的不利の中で許した細かなパス回しから崩されて失点。何とか同点ゴールこそ渡さなかったものの、この悪い流れは試合終了間際まで続くことになった。
当の選手たちも、例えば試合後に中田が「本当はあの良い流れを続けていきたかったんですけど」と語っていたが、それは裏を返せば、前半20分までの戦いぶりには大いに自信を持ったことの表れでもある。サンタナ監督も「(あの時間までは)チームはより真剣なプレーをしていた」と評している。確かに愛媛戦序盤の戦いぶりは、これを継続できれば上位陣を慌てさせる連勝も可能なのではと期待させるものだった。
徳島戦に向けて仙台は、2タッチを理想とした速いパス回しで守備を崩していく練習を、素早い球離れを促すサンタナ監督の「イチ、ニー」という掛け声が響く中でこなしていた。ただこれも、チームとして主導権を握れてこそ効果を発揮する。今のチームとして最低限かつ最大の目標である勝点3奪取のためにも、愛媛戦で見せた形の「稼働時間」を上げられるかに注目したい。
徳島は今節、前節に続きアウェーでの連戦、しかも今季、仙台には3戦全敗と分が悪いが、少なくとも心理面において、今のチームに弱気な部分はないはずだ。
第43節愛媛戦を前に田中監督が辞任、東ヘッドコーチが監督に昇格するなど激震が走った。直後の愛媛戦こそ落としたものの、天皇杯3回戦の宮崎産業経営大学戦、さらに前節の湘南戦を勝利して公式戦2連勝中。第18節(5/27)以来約5ヶ月ぶりとなるリーグ戦での連勝を狙うが、前回の連勝はホーム2連戦でのものだっただけに、アウェー2連戦での連勝となると、チームが得る自信はより大きなものになるに違いない。
スタメンの並びを見る限り、東監督の敷く布陣は、田中前監督のそれとさほど変わらない、3バックを基本とした並びである。だが前節の湘南戦は、前半に2ゴールを奪われたことでの開き直りが功を奏したか、ボランチ(挽地)を下げて新たなFW(大島)を投入する思い切った采配がずばり的中した。トップ下に配された大島が、投入直後1分のゴールを含め、わずか10分で2ゴール。さらにチームの勢いを受けて、小林が2分間で2ゴールを決め、一気に試合をひっくり返した。わずか15分間で4失点を喫した湘南は、狐につままれた心境だったことだろう。
その余勢を駆る形で、徳島は仙台に乗り込んでくる。湘南戦で辻本が負傷退場、ただでさえ手薄なDFの駒がさらに苦しくなったという難題もあるが、攻撃の勢いだけを考えれば、中3日という日程もむしろ好都合か。
なお徳島といえば、天皇杯3回戦で左膝前十字靭帯を負傷、全治6ヶ月の診断を受け今季絶望となったFW林に10月12日、第二子・朋香ちゃんが誕生したそうである。徳島の選手たちは仙台戦、朋香ちゃんの誕生を祝うと共に、林を勇気付けるための「ゆりかごダンス」を披露しようと、また新たなモチベーションを抱いているかもしれない。
思えばこの対戦は、共に前節「2つの顔をのぞかせたチーム」同士の対決である。4日前の「良い感覚」をすぐに取り戻した方に、試合の流れは傾いていくだろう。
以上
2006.10.17 Reported by 佐々木聡
J’s GOALニュース
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