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【J1:第29節 大宮 vs F東京 レポート】F東京が徹底した守備で開幕戦以来の完封勝利。大宮は立ち上がりの失点が響き連勝ならず。(06.10.28)

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10月28日(土) 2006 J1リーグ戦 第29節
大宮 0 - 1 F東京 (14:00/駒場/10,074人)
得点者:'1 今野泰幸(F東京)
★ハイライト&会見映像は【こちら】
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言うまでもないが、大宮のサッカーのベースは守備にある。MFとDFのラインをしっかりと保ったゾーンディフェンス。前線から激しくボールを追い、相手のボールホルダーをコンパクトに囲い込む。高い位置でボールを奪い、1本のカウンターから最短距離でゴールを狙う。その反面、引いた相手を崩すのは難しい。故に大宮が勝つためには、相手に先制点を与えないことが大原則である。

そのプランが、開始わずか1分で崩された。F東京のFK。マンマークを外した今野にニアへの侵入を許すと、フリーの状態でヘディングシュートを決められた。
大宮にとっては、課題とされてきた立ち上がり。ゲームの入り方で、早くもつまづいた格好だ。それでも8分には、小林大が蹴ったFKのこぼれ球を、詰めていた波戸がGKの股の間を狙うシュート。スピードのあるアリソンを使い、積極的にボールを前へと運んだ。

しかし、F東京は徹底したマンツーマンディフェンスで、守備ラインを強固に固める。中盤では大宮の起点となる藤本を数的優位で抑え込み、最終ラインでは小林大を伊野波が、アリソンを茂庭がマンマークで封じ込めた。大宮のミスも突いて、26分には中盤でボールを奪った馬場から、ルーカスがきわどいシュート。互いに守備意識を高く保ち、持ち味のカウンターでチャンスを生み出した。

後半に入ると、大宮はミスの目立った片岡に代えて斉藤を投入。中盤のバランスを整えると、相手のボールを奪った久永がGKとの1対1を演出する。さらに藤本のパスを受けたアリソンがドリブルから決定的なシュート。「シンプルに攻撃すること。シュートで終わろう」というハーフタイムの三浦監督の指示を、忠実に再現しはじめた。

しかしF東京の守備はバランスが崩れない。50分に茂庭が負傷退場するアクシデントがあったが、今野が最終ラインをうまくコントロールした。そしてこのあたりから、F東京は立ち上がりに取った1点を守りに入る。
大宮は前線で小気味よくパスをつなぐものの、フィニッシュが遠い。久永に代わって入った橋本も、密集したF東京の壁に遮られ得意のドリブルが不発。F東京は馬場を残して、全員がゴール前で体を張って守備に回る。高さのある途中出場の森田は、増嶋が体を張って徹底マーク。あまった徳永がバランスよくカバーに入り、最後まで大宮の攻撃を封じた。

F東京は前節のG大阪戦に続いて2連勝。失点0は7月19日の福岡戦以来、完封勝利は実に開幕戦以来である。順位の上でも、大宮を抜いて12位に浮上した。
対する大宮は千葉戦の勢いを持続できなかった。内容が悪かったわけではない。開始早々の失点が、最後まで重くのしかかった。順位も14位に後退した。残留を争う福岡とC大阪がそろって勝ったため、その差は勝点9差に縮まった。残り5試合を考えれば安全圏とも取れるが、持ち越せばそれだけ精神的なダメージは重なってくる。ちらつくネガティブな思考は、早いうちに断ち切っておきたいところだ。

以上

2006.10.28 Reported by 岩本勝暁
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