11月18日(土)J1 第31節 甲府 vs 大分(14:00KICK OFF/小瀬)
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リーグ戦が残り4試合となり、優勝と降格の可能性のないチームがモチベーションに掲げるものはいくつか考えられる。そのなかで、現在13位の甲府は強いチームと戦う「サッカーの楽しさ」をモチベーションの筆頭に挙げられる純粋さを失っていない。今節、ホーム・小瀬陸上競技場に迎える大分は、A代表に高松、U−19代表に梅崎、福元、森重を送り出している素晴らしいチーム。また、高松、松橋の2トップは22点を稼ぎ出しており、甲府の守備陣にとって難敵であるのと同時に、どう抑え込むのか楽しみな相手でもある。
前節、京都に引き分けた甲府は、『もう一度リニューアルできれば天皇杯でも正月を目指して戦える』という状況ではないだろうか。今シーズンの甲府は、ワールドカップによる中断期間の韓国キャンプで進化を伴うリニューアルに成功し、名古屋(第17節)、清水(第18節)に大量失点で連敗した後にも成功した。茂原をセンターに入れてバレーを左に置くという目に見える変化だけでなく、徐々に緩んでいく螺子を締め直すようにプレーの質を維持、向上させてJ1残留に繋げて来た。そして、リーグ終盤に差し掛かり、再び螺子を締め直す必要が出てきている。ボールを奪われた瞬間の守備の意識、ロングボールを跳ね返した後のラインコントロールなど細かいが重要な部分だ。そして、これらの要求に応えることができる選手がチャンスを掴む。これまでレギュラーポジションを確保していた選手に、ベンチやベンチ外の選手が取って代わる可能性も十分にある。競争を勝ち抜いたフレッシュな選手がポジションを確保することで、残るリーグ戦・天皇杯で加速をつけて戦うことが出来るはずだ。
今節の甲府は杉山が出場停止のため、サイドバックは山本、井上となるが、センターバックにも変化が出る可能性がある。練習を見れば、ビジュ、アライールのコンビに変わって日本人コンビになりそうな気配もある。甲府のディフェンスラインの課題であるロングボールに対する対処では、日本人コンビが大木監督の意図を理解したプレーを見せており、強力な攻撃陣の大分相手にどんなプレーを見せるのか注目したい。中盤と前線では大きな変化はないと思われるが、山崎と宇留野が3トップの右の先発を争うことになりそうだ。また、倉貫が順調に回復しており、近いうちにベンチ入りすることが期待できる。ポジションが約束されているわけではないが、トレーニングマッチでは大木監督の評価も高く、チームリーダーが復帰したときに中盤の構成がどうなるのか、ピッチの外からサッカーを見つめてきた倉貫の頭の中の進化などの楽しみも残されている。
天皇杯では、九州のJチームにとって初めてとなるタイトルを狙う大分。高松、梅崎ら代表選手を筆頭に、正月までサッカーをするつもりの大分の選手たちは高いモチベーションで乗り込んでくる。勝ち点で6上回るこの7位・大分に順位で追い付くことは容易ではないが、勝ち点41の8位・千葉は十分に射程圏内。J1初年度を一桁順位で終えることも甲府にとって大事な目標のひとつ。そして、ここ数試合目立ち始めた螺子の緩みの部分を締め直すことができるかどうか。シーズン終盤を右肩上がりで戦い抜くためのリニューアルの成功を感じさせることができるか。新たにポジションを掴んだ選手のプレーの質が重要にポイントになりそうだ。
以上
2006.11.17 Reported by 松尾 潤
J’s GOALニュース
一覧へ【J1:第31節 甲府 vs 大分 プレビュー】甲府の身上は右肩上がりの成長。今シーズン最後のリニューアルの成否は、新しくポジションを奪い取った選手がカギとなる。(06.11.18)













