今日の試合速報

開幕招待
開幕招待

チケット購入はこちら

J’s GOALニュース

一覧へ

【J1:第31節 大宮 vs 鹿島 レポート】自動降格圏内を脱するも、3-0の完敗でまたも鹿島戦初勝利ならず(06.11.18)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
11月18日(土) 2006 J1リーグ戦 第31節
大宮 0 - 3 鹿島 (14:01/埼玉/12,094人)
得点者:'0 田代有三(鹿島)、'54 田代有三(鹿島)、'84 本山雅志(鹿島)
★ハイライト&会見映像は【こちら】
----------

本来比べられるものではないが、どちらかといえばモチベーションが高いはずなのは大宮ではなかったか。ひたひたと迫りくる降格の足音、自力での脱出へ向けて気合も十分だった。「いい感じで入ろうと集中していたので、まさか失点するとは思わなかった」だからこそ小林大悟が述懐するように、くじかれた出鼻、痛みは強烈だった。わずか試合開始から45秒のこと、鹿島・田代の技ありヘッドで勝負はついてしまった。90分を終えてみれば3−0での完敗。試合後の記者会見の際、鹿島の指揮官から聞こえた大宮のチームとしての成長をたたえるコメントは憎らしいほど、勝者の余裕にしか聞こえなかった。

スタメンに名を連ねたのは、勝利した千葉戦(10/21)以来変わらない11人。一方の鹿島はU-19日本代表で戦ったAFCユース選手権(インド)からの帰国後、体調不良により練習を回避している内田を除き、ほぼ通常通りのメンバー。双方戦い慣れた布陣で試合に臨んだ。
そして試合が始まった、と思ったら瞬く間に失点を喫する。つながれたと思ったら、右サイドから増田のクロス。増田いわく「若干ミスパスだった」とのことだが、田代がペナルティエリアぎりぎりでヘディングするには距離のある位置からパワーとふわりと浮くボールをゴールに向かわせるテクニックを見せつけた。「僕にパスをくれたんだと思いました。思ったとおりだけど、あんなにうまくいくとは」と笑顔で振り返る会心の一撃。それ以降は「ポゼッションはそんなに出来なかったけど、カウンターはうまくいった」と田代が振り返る鹿島の攻撃。
大宮は、焦りからか中盤でポゼッションすることも、シンプルにアリソンのスピードをいかしたカウンターも、どちらにもミスが目立ち形にならず。ただ、セットプレーからは数度チャンスを作るもいずれも得点には至らない。波戸が振り返るように「フィニッシュで差がついた」前半だった。

後半に入り、長身FWの若林を投入。小林大を2列目右サイドへ下げ、左の藤本とともに攻撃の起点とし、ここからシンプルな攻撃を試みる。これが功を奏し「一時は押し込まれた」と鹿島の選手が振り返る時間帯が生まれる。だが、ここも「フィニッシュの差」なのか、どうしてもゴールには迫れない。そうこうしているうちに54分、今度は左クロスから、またも田代に決められる。「ディフェンスが踏ん張った中で決めた、いい得点」と田代自身が振り返る得点で、大宮は勝点3から決定的に遠ざかった。このあとも果敢にゴールを目指す大宮だが、いかんせん枠を捉えるシュートの数が少ない。数字上で見れば後半だけで7本のシュートは、鹿島の5本を上回る。だが、ネットを揺らすことはなかった。

「なぜかホームで立ち上がりにやられる。分かってはいるが、理由は言えない」と試合後会見で大宮・三浦監督は言葉を濁した。選手たちも、「今日の試合に関してはもう…」と下を向かざるを得ない内容。だが、言葉にせずとも、戦いでそれを解決してくれれば良い。次節、アウェイ大分戦では勝点3を手にして、まずは安心すること。そして天皇杯、来季へ向かうこと。今季が終われば全て終わるわけではないのだから、モチベーションをもって戦ってほしい。


以上

2006.11.18 Reported by 了戒美子
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

旬のキーワード

最新動画

詳細へ

2025/12/21(日) 10:00 知られざる副審の日常とジャッジの裏側——Jリーグ プロフェッショナルレフェリー・西橋勲に密着