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【J1:第31節 G大阪 vs 千葉 レポート】首位・浦和に詰め寄る絶好のチャンス。G大阪が守備的なサッカーで手堅く勝ち点3を得る。(06.11.19)

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11月19日(日) 2006 J1リーグ戦 第31節
G大阪 1 - 0 千葉 (15:05/万博/16,950人)
得点者:'54 マグノアウベス(G大阪)
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 前日の浦和敗戦の結果をふまえ、ガンバ大阪にとっては是が非でも手に入れたかった勝ち点3。「今日の試合に負ければ終わりだと思っていた」とはMF家長の言葉だが、おそらくは全員がそうした意識で挑んだ試合と言えるだろう。その思いを現実に変えるべくゴールを挙げたのは、FWマグノアウベス。

0−0で迎えた後半の54分。カウンターからMF家長のパスにあわせて飛び出したFWマグノアウベスがドリブルで持ち込み、そのままシュート。後ろからフォローに入ろうとしていた家長が「まさかあんなにいいシュートが入るとは・・・」と目を丸くしたほどの豪快な一撃が千葉ゴールに突き刺さり、G大阪が待望の先制点を得る。

 だが、今日のG大阪は全くもって『らしい』攻撃を示せず。先制点直後の59分には流れの中から絶好のゴールチャンスを得て、FW前田が左ポスト前でなんとか押し込もうとするが、枠をとらえきれない。しかも、それ以降は、完全な防戦一方の戦いに。千葉の人数をかけた怒濤の攻撃に対し、ラインを下げ、全員が守備意識を高く持った時間帯が続く。そんな中迎えた61分、千葉に絶好のゴールチャンスが生まれるも、山岸が放ったシュートはバーを叩き、直後の63分に再び得たチャンスに放ったシュートも、わずかにゴールマウス右へ。G大阪にとってはヒヤリとさせられるシーンが続く。

 そうした状況の中、G大阪の西野監督が動いたのは、71分。トップ下のシャドーストライカーのポジションで5試合ぶりの先発出場を果たしていたFW前田に代えてDF入江を投入。千葉の右サイドでフリーになることも多かった千葉の攻撃の軸、MF水野に対するケアを徹底させようと、左ウイングバックにDF入江をすえ、MF家長をFW前田のいたポジションに置く。それ以降も、いつもの攻撃的姿勢は完全に鳴りを潜め、守備的な戦いを続けるG大阪に対し、千葉の怒濤の攻撃は留まることを知らず。防戦一方の展開の中で時間が過ぎていく中、89分には唯一、カウンターからFWマグノアウベスが飛び出し、GKと1対1の状況を作り出すも、長い距離のドリブルから放ったシュートはGKの手に収まり追加点はならず。千葉もまた、2分のロスタイムに突入した終了間際にFKのチャンスを得るも、活かしきれず。両者ともに、ゴールは生まれないまま1-0で試合終了。G大阪は再び首位・浦和にプレッシャーをかける貴重な勝ち点3をものにした。

 試合後、西野監督は「ガンバのスタイルはどこにもなかったと思う」と振り返ったが、それは選手も同様で、誰もが「うちらしい攻撃力は示せなかった」と声を揃えたが一戦。それでも「みんなで守備の意識を持って試合に入った試合。攻めの部分での物足りなさもあるかもしれないけど、こういう戦いをできたのは1つの収穫だと思う」と山口が話したように、今季、コンスタントに白星を重ねていた時の状況を思えば、また課題の1つとしてきた『攻守にバランスのとれたサッカー』を思うならば、大きな収穫となった一戦。昨日には長期離脱していたMF遠藤が別メニューながらクラブハウスでのトレーニングを開始したが、そうした全ての状況を力として備え、G大阪の『勝ち点3』だけを求めた戦いは続いていく。

以上

2006.11.19 Reported by 高村 美砂
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