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【第85回高校サッカー:準々決勝 駒沢会場プレビュー】ハイレベルな戦いが予想される第一戦。第二戦はワンチャンスで決する可能性大。(07.01.05)

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作陽(岡山)と静岡学園(静岡)が対戦する第一試合は、共にコンパクトな中盤を形成しつつペースを奪い合うハイレベルな戦いになりそう。

ご存知の通り高い個人技をベースとする戦いで全国的にも知られている静岡学園は、その伝統を今大会でも見せてきた。この試合に勝てば国立の舞台が待っているが、だからといってこれまでの戦いを放棄するような事はないだろう。國吉貴博と杉浦恭平の2枚の攻撃陣を軸にしたトリッキーなサッカーで、ゴールを狙ってくるのは間違いない。

対する作陽だが、組織的で連動性の高いサッカーでここまで勝ち上がってきた知られざる強豪校である。その試合内容や勝負強さに比べると不当に低い扱いをされているが、実力は申し分ないレベルにある。それを実証するエピソードとして今年の春先には、Jユースサハラカップ2006を制したサンフレッチェ広島F.Cユース森山監督をして「今年の作陽はすごいよ」(高校サッカーに詳しいライターに)と言わしめている。

「メンバーを固定することは考えていない」と言い切る作陽の野村雅之監督だが、それはつまり対戦相手と選手のコンディションの兼ね合いの中でメンバーを決めるという意味でもある。この大事な静学戦の先発のピッチに立つのはどのような選手たちなのだろうか。まずはそこに注目したい。

ちなみに作陽の主力選手としては、ケガが完治できていない1トップの村井匠とシャドー的に村井に絡む宮澤龍二の2枚。そしてこの攻撃陣を陰で支えるキャプテンのCB石崎晋也にも注目しておきたい。

準々決勝第二戦は3試合無得点無失点で勝ち上がってきた広島皆実(広島)と、優勝候補の武南(埼玉)を下した盛岡商業(岩手)の一戦。

3試合無失点と堅守を見せてきた皆実だが、その守備の原動力となっている林正泰と1年生の松岡祐介のCBコンビ。そして中盤の底で献身的に動き回るボランチの加藤昂である。この3選手が作り出す守備ブロックは非常に強固だが、境(鳥取)戦ではほころびも見られていた。鯉迫勝也監督は1日の休養を経てどのような修正を施しているのだろうか。

ちなみに今大会は未だノーゴールだが、県大会での得点パターンとなってきたセットプレーはポイントとなるだろう。

対する盛岡商業は、齋藤重信監督が見せる老獪な采配が鍵を握りそう。たとえばそれは「膠着していたのならそれはそれでいいんですよ」と武南戦を振り返った言葉からも伺えるものであり、また高い個人技を持つ武南の攻撃をほぼ封じ込めた分析力もそうである。またその分析結果を、自分たちの戦いとしてピッチ上で表現できる選手たちの順応性も素晴らしいレベルにあるといえる。チームを牽引するのは、キャプテンのCB藤村健友。武南戦では、長身FW松永七海にマンマークで付く事で最終ラインを安定させていた。ここに驚異的な運動量を誇るFW成田大樹が加わった中盤での守備力は非常に高いものがある。

守備の話ばかり書いたが、攻撃時には東舘勇貴を起点とした鋭い攻撃を持っている。東北人気質とも言えるねばり強い守備を背景にした安定感と、瞬発的な攻撃への切り替えがポイントとなりそうだ。

以上

2007.01.04 Reported by 江藤高志
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