本日、広島市内のホテルにて、サンフレッチェ広島の新加入選手の発表記者会見が行われました。会見での下村孝生代表取締役専務および織田秀和強化部長コメントは、以下のとおりです。
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●下村孝生代表取締役専務:
「サンフレッチェ広島が掲げている『育成型クラブ』にふさわしく、サンフレッチェ広島ユースから昇格する遊佐克美・平繁龍一、2名の選手を御紹介いたします。両選手とも年代別の代表選出経験があり、将来を嘱望される選手です。昨季、サンフレッチェ広島ユースより昇格した柏木陽介選手は、すでにトップチームのレギュラーとして定着しています。彼をはじめ、ユース出身選手がチーム全体の40%を占める12名がトップに在籍していることになります。先輩たちの存在が彼らの刺激となり、一日も早くトップチームで活躍してくれることを願っております」
●織田秀和強化部長:
「今年は2人の加入、ということになりました。チームの構成を考えると、現在2年目・3年目を迎える選手が多く存在することもあり、たくさんの選手を採用するよりも、まずは今いる選手を成長させたい、という想いがあります。したがって、今年の採用についても、本当にクラブの将来を担うポテンシャルの高い人材のみを獲得したい、と考えました。
彼らは昨年まで広島ユースの主力として活躍してくれていました。二人とも複数のポジションで力を発揮できる選手であり、ペトロヴィッチ監督のサッカースタイルに合う、と期待しています。
遊佐は、ユースのキャプテンを務めていました。非常に運動量が多く、激しいディフェンスからボールを奪い、前線へのつなぎをこなします。ハードワークでチームのために闘うことのできる選手です。両サイド、ボランチとして活躍できるように成長してくれる、と期待しています。ユースに入った頃は、非常に元気があるけれど技術的にどうか、という想いはありましたが、この3年間で改善されてきたと思います。運動量と元気の良さでチームを活性化させてほしいですね。また彼は、福島県のジェイム福島FCから広島ユースに来たわけですが、ジェイム福島からは初のJリーガーとなります。
平繁は、U-19日本代表候補にも名前を連ねたこともある選手です。高い技術と得点力を備え、ドリブルで局面を打開できる力を持っています。FW、あるいはトップ下として力を発揮してほしい、と思います。また彼は、ジュニア−ジュニアユース−ユースと、サンフレッチェで一貫して育ってきたクラブ史上初の選手です。ようやくここまで来てくれたか、という想いと共に、平繁の昇格は彼だけでなくクラブの育成として一つの成果だな、という気持ちはあります。ただ、プロになったことで満足するのではなく、ここから力をつけて活躍してほしいと思っています」
以上
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一覧へ【広島 2007シーズン新加入選手記者会見】記者会見での下村専務・織田強化部長コメント(07.01.20)
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