今年で3回目となるトルコキャンプを1/28〜2/13までおこなったジェフユナイテッド市原・千葉。今年は例年になくいいお天気に恵まれた。
昨年のシーズン途中にコーチから監督としてチームを率いることになったアマル・オシム監督だが、今年はシーズン始めから指揮をとるにあたり「昨年の失点が多かった点を修正しなければいけない。それは誰か一人の問題ではなく、チーム全体で守備の意識を高く持つことが必要」とキャンプでのテーマを挙げた。
トルコでは様々な海外チームとトレーニングゲームをおこなった。「実践から学ぶ」という基本方針はイビチャ・オシム前監督のときと変わらない。キャンプでの目的は勝ち負けではない。もちろん勝負にこだわる姿勢は大切だが、実践でみえてくる課題を、いかに開幕までにクリアにしていくかである。
キャンプ中、多くの試合でゲームキャプテンを務めた中島浩司選手は「今年はどのチームと対戦しても大幅に崩れたりはしなかった。失点を減らすことができた」と手ごたえを感じていた。さらには「昨シーズン後半から、シュートまでの形が少なく、攻撃の連動性が少ないことが課題だった。今シーズンは、新しい選手も加わり、攻撃のバリエーションがふえると思う。現段階では、それぞれの新加入選手のよさがわかってきたところ」と、ここぞというチャンスにチームが一丸となって一気にゴールまで突っ走る好調期の千葉の復活を期待させる。
実際に新加入の黒部光昭選手はチームにもフィットしてきており、キャンプ中チーム内得点王に輝いた。シーズン開始早々コンディションが心配された新居辰基選手もキャンプ中盤には復帰し、持ち前の得点嗅覚を武器に猛アピール中である。もちろん、昨シーズン千葉を引っ張ってきた巻誠一郎選手も負けてはいられない。キャンプ前半は怪我のため別メニューとなっていたが、後半からは他のFW選手達との連携を深めつつ、開幕に向けコンディションをあげている。さらには今年2年目となる青木孝太・加藤韻・松本憲選手も自分のアピールに必死だ。
半日のオフはあったものの、終始サッカー漬けのトルコキャンプを終え、13日のお昼に帰国した選手達。疲労と時差ぼけが残る翌日の夕方には、突風と雨にも関わらず、普段どおり2時間練習をおこなった。そして15日は、強風の中での練習試合。アマル・オシム監督のトレーニングはトルコでも千葉でも容赦はない。15日の明海大との練習試合は、主力メンバーで臨んだ前半0−1、サブメンバー中心の後半は3−0(加藤2・新居1)、結果3−1で終わった。GK岡本選手は「みんなが疲れていることは明らかだった。でも、声を出しあって気持ちで乗りこえていきたい」と語り、結果については「開幕前に現状の把握ができてよかった」と前向きに答えた。
選手達は休みなく18日に行われるちばぎんカップ(vs柏)に向かう。しかし、あくまでもチームの目標はリーグ優勝。新体制記者会見で、アマル・オシム監督は「獲れるタイトルはすべて獲る!」と語った。チームの仕上がりのピークは開幕2週間前の今ではなく、いかにシーズンを通して賢く戦い、最後にチーム初となるリーグ優勝を、ヤマザキナビスコカップ3連覇を、そして天皇杯をも手にするかである。
以上
2007.02.17 Reported by 飯田留美
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