1月13日に始動した水戸は、『フィジカル強化キャンプ』と名づけられた一次キャンプを1月24日から27日まで福島県いわき市のスパリゾートハワイアンズで行った。その名の通り体力強化を目的としたこのキャンプでは、連日ゴルフ場での走りこみを敢行。300メートルを20本以上、スプリントなら100本以上は走ってきた。
「『走る』とは聞いていたけどあんなに走るとは思わなかった」と苦笑いで振り返るのは鳥栖から新加入のFW鈴木孝明。だが、前田監督によると、「去年、開幕時に怪我人が多かったし、今年はセーブしながらやってきました。俺も優しくなったな、と思っています」ということ。
そして、2月19日から6日間の日程で「試合を重ねながらチームコンセプト、戦術を浸透させていく」ことを目的とした二次キャンプに突入し、現在はその真っ只中だ。
富士山を望む静岡県・時之栖サッカーグラウンドに取材に訪れると、選手達の大きな声がいきなり耳に飛び込んできた。この日の練習は9時半からの予定だったが、9時になる頃にはすぐ傍に建てられた宿舎から、選手達が徐々に集まりだした。
各自ボールを蹴るなどした後、9時半になる少し前には円陣が組まれる。グラウンド中央で前田監督が身振り手振りを交えながらのミーティングを15分行った。選手達が熱心に聞き入るその様子からも、前田監督の熱のこもった指導の様子が伺える。その後、前日の練習試合で90分出場した選手達はランニングなどの軽めのメニューへ。それ以外のメンバーは、2人1組でのパス交換、ダッシュなどをこなした後、フルコートでの紅白戦へ。人数の関係もあり、スタッフと共に前田監督もCBとして参加したこの紅白戦は約30分間行われた。
軽いダウンの後、2時間ほどの午前練習は終了。午後からは、前日のメンバー以外の選手が出場する練習試合が予定されている。その為、小椋選手と村松選手が延々とFKの練習を行うなど、それぞれ居残り練習を行った後、一旦宿舎へと帰って行った。
今季10人の選手が新たに入団したが、一見すると誰が新加入なのか当てるのは困難だ。既存の選手も新加入も、ベテランも若手も隔たりなく言葉を交わす様子は見ていて微笑ましくなるほど。「目標の上位にいく為には、まずチームがひとつにならなくてはいけない、とシーズン最初に話しました。その通りにやってくれていますね」と前田監督も目を細めていた。
一方、チームとしてのまとまりは出来上がっているが、戦術の浸透という意味では「60%」と前田監督。順調にきているものの、レベルが高い相手と対戦した際にどこまで通用するかを見極めたい、としている。試金石となるのは25日のPSM鹿島アントラーズ戦。この試合でキャンプの成果を改めて確認することができるだろう。
今季、5年目を迎える前田監督がこのキャンプで着手しているのは「これまで作り上げてきたものへの上積み」。具体的には「攻撃面」で、「崩しにかかったところで出せるいいバリエーションをもっと作り上げていきたい」としている。
これまで守備的だった水戸のイメージを一新したいという試み。「守備しかできないと思われたくないですから。チャンスがあれば後ろからもどんどん仕掛けていくサッカーをやります。今季は今までにない水戸を見せますよ」と意気込む前田監督の、新たなチャレンジが始まっている。
以上
2007.02.21 Reported by 高木聖佳
J’s GOALニュース
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