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【プレシーズンマッチ:水戸 vs 鹿島 プレビュー】開幕1週間前の状態を確かめ、シーズン本番に手ごたえをつかみたい両者。格上・鹿島に水戸がどこまで善戦するか?(07.02.25)

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●いばらきサッカーフェスティバル2007
2002FIFAワールドカップ開催記念事業
2月25日(日)13:00 kick off/笠松
水戸 vs 鹿島
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 3月3日の2007年Jリーグ開幕まで1週間。J2で昇格圏内を狙いたい水戸ホーリーホックと悲願の10冠を目指す鹿島アントラーズが最終調整試合にのぞむ。両者にとってはシーズン突入前最後の貴重な前哨戦。本番に向け、大きな手ごたえをつかみたい。

「いばらきサッカーフェスティバル2007」水戸対鹿島戦が明日25日13時から笠松運動公園陸上競技場で行われる。シーズン中には見られない「茨城ダービー」だけに、大勢の観客動員を期待したいところだ。

 まずは普段から笠松を本拠地としている水戸。今回は「ホーム」ということで、格上の鹿島相手でも臆せず試合に挑めるはずだ。今季の水戸は前田秀樹監督が5年目に突入し、チーム戦術理解度が相当に高まっている。指揮官は昨季の10位を踏まえ「7位以内」という現実的な目標を掲げている。が、今季のJ2は本命なしの大混戦。あわよくば昇格圏内の3位以内を狙いたいところだろう。そのためにも、鹿島から金星を奪うくらいの強さをこの一戦で見せたいものだ。

 今季の水戸は、かつてのユース代表で高いレベルの経験を持つDF鈴木和裕やサガン鳥栖で実績を積んだFW鈴木孝明、大いなる飛躍の可能性を秘めた19歳のブラジル人FWエジナウドらが加入。前田監督としては彼らに起爆剤になってほしいと考えているようだ。

 ただ、こうした起爆剤も大事だが、年間52節もある長丁場のJ2を考えると、やはり守りに重点に置く必要がある。水戸は以前から守備重視で戦ってきているが、そのレベルアップを図らなければ、順位を上げることもできない。そこで鈴木和を京都パープルサンガから獲得し、右サイドバックを担う金沢大将を横浜FCから、そして左サイドバックを担う初田真也をそれぞれ補強。前田イズムを熟知する大和田真史らと4バックを形成させることになったのだ。地元・スパリゾートハワイアンズでの1次キャンプ、静岡・御殿場での2次キャンプを経て、彼らの連携もよくなっているという。それを鹿島戦でぜひ見せたい。

 水戸のサッカースタイル自体にも変化が生じている。昨季までのカウンター一辺倒からボールポゼッション主導権を握る形へシフトを試みているのだ。攻撃的な選手も増え、前田監督もアグレッシブなサッカーへの転換を図っているという。さらにサイド攻撃の厚みも増している。そういう意味でも、金沢にはより大きな期待がかかる。彼と新井場徹のマッチアップは1つの見どころになる。

 一方の鹿島だが、パウロ・アウトゥオリ監督が1年でチームを去り、オズワルド・オリヴェイラ監督が新たに就任した。新指揮官は悲願のタイトル獲得を前面に押し出し、選手たちに高い競争意識やディテールへのこだわりを植えつけている。「スローインとかゴールキックのポジションの取り方だったり、こぼれ球への対応とか細かい指導がある。集中を維持しないと監督の思い通りのサッカーはできない」と、今季キャプテンになった柳沢敦も気持ちを引き締めていた。

 悲願の10冠を目指す鹿島の命運を握るのは、やはり3人の新外国籍選手ではないか。センターバックを担うファボン、攻撃的MFのダニーロ、そして昨季まで清水エスパルスで活躍していたマルキーニョスである。

 このうち、マルキーニョスはJリーグ経験が長く、計算できる存在だ。コンビを組む可能性が高い柳沢も「一緒に練習してみて、技術が高いと改めて感じた。2人のコンビがうまくいけば、かなり点も取れると思う」と話していた。彼ら2人と昨季急成長した田代有三がうまく絡めば、鹿島の得点力はアップする。その片鱗を水戸戦でのぞかせたい。

 反面、やや気がかりなのはファボンとダニーロだ。際立った才能ある外国籍選手といえども、日本という特殊環境にすぐ適応できるかどうかは未知数。過去にも鳴り物入りの外国籍選手が実力を発揮できずにシーズン途中で去っていったことがある。けれども鹿島は同じ轍を踏むわけにはいかない。2人は非常に重要な戦力なのだ。特に昨季は肝心な時に崩れていた守備陣を立て直す意味でも、ファボンの存在は無視できない。彼と岩政大樹がどこまでいい連携を築けるかは今季の成否を左右する。この試合でも注目点の1つといえる。

 とはいえ、新指揮官はアウトゥオリ時代のチームをいきなり大きく変えるつもりはないようだ。鹿島という伝統あるチームが積み上げてきたものを大事にしながら、新たな一歩を踏み出す…。その確固たる方向性を水戸相手に示したい。

 まだプレシーズンマッチだけに、スタメン予想は難しい。が、あえて行うと、水戸はGK武田博行、DF(右から)金沢、鈴木和、大和田、初田、ボランチ・小椋祥平、椎原、右MF鈴木良和、左MF眞行寺和彦、FW鈴木孝明、西野晃平の4−4−2。今季新加入の鈴木孝明にも注目したい。鹿島の方はGK曽ケ端準、DF(右から)内田篤人、岩政、ファボン、新井場、ボランチ・野沢拓也、中後雅喜、2列目・ダニーロ、本山、FW柳沢、マルキーニョスの4−4−2が有力視される。

 25日の笠松運動公園付近の天候は晴れ時々曇り。最高気温は7度とあまり上がらない見通し。観戦に出かける際には防寒体制を整えて行った方がいいだろう。両者にとって収穫の多い魅力的な試合を見せてほしい。

以上

2007.02.24 Reported by 元川悦子
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