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【ゼロックススーパーカップ 浦和 vs G大阪 浦和レポート】浦和、成す術なし。4失点という想定外の完敗でリーグ戦開幕に不安が募る。(07.02.24)

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2月24日(土) 2007 ゼロックススーパーカップ
浦和 0 - 4 G大阪 (13:35/国立/35,307人)
得点者:'31 マグノアウベス(G大阪)、'42 二川孝広(G大阪)、'67 マグノアウベス(G大阪)、'85 マグノアウベス(G大阪)
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完敗、その一言に尽きる。シュート18本を放たれ、幾度とない決定機を許し4失点。もしGK山岸のいくつかの好セーブがなかったら、その数はさらに増していたことだろう。

一方、放ったシュートはわずか3本。好機は36分、ネネの1本の縦パスをワシントンがエリア内で受けて左足を振り抜いた場面のみ。その、ただ1度のチャンスも相手DFがハイボールの目測を誤ったがために生まれた偶然性の高いものであり、決して意図した攻撃によるものではなかった。相次ぐピンチの連続に、迎えた好機は偶然がもたらした1度切り。それほどまでに内容は一方的で、両者の明暗はくっきりと分かれた。

太ももを痛めた闘莉王を欠いたほか、長谷部、田中達、相馬、永井(いずれも故障)と主軸数人が不在だったとはいえ、11年ぶりに復帰を果たしたホルガー・オジェック新監督の初陣は0対4という思わぬ大敗となった。昨季リーグ最少失点を誇った堅守の影はなく、G大阪が「出来過ぎ」(MF遠藤)だったことを考えても、その内容は低調そのもの。敗戦の理由を挙げれば切りがないといえる。

今季初の公式戦にオジェック監督が選んだ布陣は、昨季までと変わらない3-4-2-1。GK山岸以下、DF坪井、内舘、ネネ、MF平川、鈴木、阿部、小野、2列目ポンテ、山田、FWワシントンと並んだ。ベストとはいえないまでも、その名だけを比較すればG大阪をしのぐとも思われる面々。だが、各選手が口を揃えて振り返ったように、蓄積した疲労、コンディション不足の様子はあからさまで、立ち上がりから苦戦を強いられた。

31分、ハーフライン付近でのインターセプトから遠藤、二川とつながれ、最後はマグノ・アウベスに押し込まれ先制点を許すと、42分にはバイタルエリアでポッカリ空いたスペースを二川に突かれ、そのまま見事なミドルシュートを決められて前半で2失点。後半は立て直しが期待されたが、流れは一向に浦和に傾くことなく、67分、85分にもG大阪の小気味いいパス回しに翻弄される形でマグノ・アウベスにさらにふたつのゴールを許すことになってしまった。

守備の要・闘莉王を欠く3バックのセンターを務めたベテランの内舘は「ディフェンスラインが下がり過ぎ、真ん中にスペースができてしまった。G大阪に嫌なところを突かれ、ボランチの啓太(鈴木)や阿部がサイドにつり出されてしまうなど、最終ラインを含めてバランスを欠いていたと思う」と苦戦の原因を分析し、コンディション不足はもちろんのこと、連携面でもスムーズさを欠いていたとした。

新加入の阿部は、ともに日本代表の鈴木とのダブルボランチとなったが、押され気味の展開にふたり揃ってDFラインに吸収される場面が目立つなど、まだまだチームに馴染んでいないところを窺わせた。相馬の欠場もあってか、2002年ワールドカップ・日本代表以来という左アウトサイドに入った小野も、前半こそ山田らとのポジションチェンジで前線に顔を出す場面があったものの、その位置取りは低く、時間の経過とともに姿を消していった。

62分には平川に代わって切り札・岡野が投入されたが「自分が入ることで何とかしたかったが難しかった」との言葉どおり、見せ場のないままタイムアップを迎えることとなった。

まさかの4失点、想定外の完敗に不安は膨らむ。昨季、リーグと天皇杯の二冠を達成した王者に訪れたいきなりの試練。しかし、リーグ開幕にはまだ1週間ある。「今日の悔しさや苛立ちを忘れずに、切り替えることが大切だ」(GK山岸)。

以上

2007.02.24 Reported by 栗原正夫

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