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【日本代表候補 トレーニングキャンプ:5/14練習レポート】キリンカップ前最後の国内組サバイバルがスタート。左サイドの人材も新たに発掘へ(07.05.14)

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★トレーニングキャンプ参加メンバー
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★5/14練習後の日本代表選手コメント
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25人のメンバーを招集し、14日から千葉県内で始まった日本代表候補合宿。2日間のトレーニングと最終日の練習試合の後には、キリンカップ(6/1@エコパ・モンテネグロ戦、6/5@埼玉 コロンビア戦)、今年最大の目標である7月のアジアカップが控えている。キリンカップ以降は中村俊輔(セルティック)ら欧州組数人が招集されると見られるだけに、今回は「国内組によるアジアカップ前最後のサバイバルキャンプ」ということになる。
「昨年までは全ての試合を国内組で戦って来たけど、これからは門も狭まる」とチーム発足時からの常連メンバーである佐藤寿人(広島)も厳しさを実感していた。この3日間で選手たちはどう自分をアピールするのか。そしてオシムイズムの浸透度をいかに高めていくのか…。短期間ながらもこの合宿には数多くのテーマが設定されているようだ。

JリーグやAFCチャンピオンズリーグの過密日程を縫って設けられた今回の代表合宿。4月同様、これまでの積み上げてきたサッカーを確認することが指揮官にとっての最大の狙いだろう。
今やチームの中核を担う存在に成長した中村憲剛(川崎F)も「速いボール回しとか、3〜4人の動き出し、判断のスピードと質の向上を図っていかないといけない。自分に求められているのは、とにかくシンプルなプレーをすること」とオシム監督の意図を理解し、再び実践しようとしている。

今回は負傷の田中マルクス闘莉王(浦和)や加地亮(G大阪)の招集が見送られ、新たに小宮山尊信(横浜FM)、近藤直也(柏)、黒津勝(川崎F)、杉本恵太(名古屋)、オシム体制になって初招集となる村井慎二(磐田)といったフレッシュなら面々が加わった。このうち、小宮山、黒津、村井は左アウトサイドをこなせる選手。近藤にしても本職はセンターバックだが、左サイドでもプレーできる。この中から使える選手を見出したいというのがオシム監督の考えなのだろう。

トルシエ、ジーコ両監督時代を通じ、日本代表は左サイドの人材難に悩んできたが、オシム体制になっても問題は残されたまま。ここまでは駒野友一(広島)が定位置を担ってきたが、加地が負傷離脱している今、彼は右サイドに回らなければならない。となると、左が不在になってしまうのだ。6月に招集予定と言われる中田浩二(バーゼル)を含めて、ここの人材発掘もチームにとっての一大テーマになるはずだ。

初日の14日は19時前からトレーニングがスタートした。残念ながら西部洋平(清水)が腰痛のため代表合宿参加を辞退し、24人での練習となったが、選手たちからは強い意気込みが伝わってきた。
前日Jリーグの試合をこなした浦和レッズの鈴木啓太、阿部勇樹、坪井慶介、ガンバ大阪の遠藤保仁、橋本英郎、川崎フロンターレの中村、森勇介、黒津の8人はランニングやストレッチの別メニューを実施。それ以外のフィールドプレーヤー14人とGK2人はハーフコートで1時間半の本格的な練習に臨んだ。そのメニューは2人1組のパス交換からのシュート練習に始まり、人数を流動的に増やしながらのシュート、3対3+GK、4対3+GK、8対6+GK、7対7+GKと変化していく。数的優位を作りながら最終的には同数で攻撃を仕掛けるパターンが繰り返された。
「以前ならボール回しから入ったり、周りを使う動きなんかを練習の最初にやっていたけど、今はより実戦的になってきている」と播戸(G大阪)は分析していた。それだけ勝負の懸かる公式戦が刻一刻と迫ってきているということだろう。

今回は同時期にU−22日本代表の香港戦(アウェー)があり、またU−20日本代表候補合宿も同じ千葉県内で行われている。前回招集された柏木陽介(広島)や内田篤人(鹿島)のように、この中に含まれるメンバーは招集されず、84年生まれより年長の選手に限定されている。しかしキリンカップやアジアカップでは下の年代も抜擢される可能性は十分ある。欧州組も合流するとなれば、残る枠はそう多くない。それだけ競争は厳しくなっているのだ。
昨年はFW陣の柱としてチームをリードしながら、今年は所属のG大阪で出場機会が少なくなっている播戸も「チームで試合に出ていないっていうのは致命的。代表合宿でアピールすることも大事だけど、クラブでの活躍がないと何も始まらない」と危機感を募らせていた。そんな熱い気持ちを前面に押し出そうと、多くのメンバーが走り回っていた。

本格的な練習は明日15日からスタートする。遠藤や鈴木、中村ら中核となるメンバーは賢く走るというオシムサッカーのコンセプトを再確認し、チームの連動性や精度を高めなければならないし、新戦力にはそれぞれ存在をアピールしつつチームに刺激を与えることが求められる。残り2日間でチームがどう変貌していくか期待したい。


以上

2007.05.14 Reported by 元川悦子
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