●アジア男子サッカー2008 2次予選(北京オリンピック2次予選)
2007年5月16日(水)21:10キックオフ(日本時間)/Hong Kong Stadium(香港)
U-22日本代表 4-0 U-22香港代表
得点:7' 李忠成(U-22日本代表)44' 平山相太(U-22日本代表)50' 本田圭佑(U-22日本代表)59' 水野晃樹(U-22日本代表)
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すでに最終予選進出を決めているU22日本代表が、敵地で香港に4対0と快勝し、5連勝でグループ首位通過を決めた。
開始7分、ペナルティエリア内で梶山が頭で落としたところを李忠成が豪快な左足ボレーで決めると、前半終了間際には本田圭の左クロスに平山がうまく頭で合わせて2対0。後半に入っても50分に本田圭が得意のブレ球で豪快にゴールネットを揺らすと、59分には平山、家長と渡ったボールを最後はゴール前に詰めた水野が押し込んだ。
「最終予選進出が決まったことで新しいフォーメーションを試したい気持ちがあった」という反町監督は、香港が1トップだったこともあり、最終ラインをこれまでの3枚から4枚に。布陣を3-5-2から4-2-3-1に変えて、新たなテストを試みた。
その4バックには、水本の故障離脱もあって、センターに伊野波と青山直が入り、左に本田圭。右サイドには今予選初先発となる細貝を起用。「本田圭も細貝もサイドバックとしては経験が不足している」(反町監督)とのことだったが、この布陣が無難に機能した。
「スタートからは人生で初」という右SBでフル出場となった細貝は、右からのクロスで先制点の起点となると、守備面でもポジションニングの良さが光った。終盤には反町監督の指示で伊野波とポジションを入れ替え中央に入る時間帯も。「久々のゲームだったにもかかわらず、いいパフォーマンスを見せてくれた」と反町監督も、そのパフォーマンスに手応えを感じたようだ。一方、左の本田圭も、1ゴール1アシストと結果を残すなど、しっかりと存在感を示した。
ただ、地力の差を考えれば、4点差は妥当。前半は、早い時間帯に1点を先制しながらも、その後は運動量がガクッと落ちて、緩慢なプレーや凡ミスも目に付いた。
「前半は1点取ったあと、どうしても足元でもらう選手が多かったし、飛び出していく選手が少なかった。あれだけ守備を固められて、動きがなければ突破できない。あの時間は正直足が止まっていた」。キャプテンの伊野波も前半のサッカーには、まったく納得がいかなかったようだ。
また、前線には平山を頂点に、その下に左から家長、李忠成、水野のアタッカー陣が並んだものの、その連携については、「動きの精度、クリエイティブな動きはまだまだ。相手が引いている状態での攻撃のアイデア不足は不満」と反町監督も満足にはほど遠かったようだ。
なお、この試合で警告を受けた平山、水野、西川、伊野波の4選手はいずれも累積警告で次戦マレーシア戦(6月6日、国立)は出場停止。狙いどおり大量4得点で快勝したものの、収穫の影に課題も見える。まだ、2次予選突破が決まっただけ。北京へ続く道は、これからが本番。楽観視は禁物だ。
以上
2007.05.17 Reported by 栗原まさお
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●NEXT MATCH
6月6日(水)19:10 国立競技場
U-22日本 vs U-22マレーシア
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