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【J2:第16節 札幌 vs 水戸 プレビュー】注目は札幌から見た左サイド。水戸・金澤、札幌・西谷という個性的なアタッカーが向き合うこのエリアでの攻防が勝負の大きなカギとなる。(07.05.18)

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5月19日(土)J2 第16節 札幌 vs 水戸(13:00KICK OFF/札幌ド)
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札幌は前節、アウェーでC大阪を相手に1−0というお得意のスコアで勝利。山形が引き分けたため、首位に浮上した。しかし、三浦監督は「結果オーライ、で片付けられる試合ではなかったという印象」とこの試合に厳しい評価を下している。それはやはり、課題が露呈したからなのだろう。「先制点を取られても間違いないシーンが前半後半の頭に2回あったし、前半、後半の立ち上がり5分以内にそれが起こっているので、問題はあると思う」と三浦監督は振り返る。

今季の札幌は、試合を膠着状態に持ち込み相手に効果的なチャンスを作らせず、逆に自分達は僅かなチャンスをしっかりモノにするという勝ち方でここまで勝ち点を積み重ねてきた。膠着状態へ持ち込んでしまえば、ポジションバランスを強く意識してゾーンで守備をする4−4−2のシステムは見事なまでに戦略を遂行する。しかし、その膠着状態を作り出すまでの時間帯。C大阪戦ではそこで相手に決定機を作られてしまっていた。ここが首位・札幌のひとつの重要な課題と見ていいだろう。

ただし、それでもしっかり完封し、勝利したのは見事と言うしかない。相手のシュートがバーなどに当たるラッキーもあったが、ブルーノ・クアドロス、曽田を中心とした守備は粘り強かったし、GK高木も終始落ち着いた位置取りでゴールを割らせなかった。そして、相手の隙をついて決勝点を奪った中山の集中力。この勝負強さは褒めるべきだろう。そして、今季の札幌が非常に良いスタートダッシュを切った裏には、試合毎に表れた課題をその都度しっかりと修正できているというのがある。C大阪戦を経て、この試合でどういった立ち上がりを見せるのか、注目したい。

対するのは水戸。前節は試合がなく、コンディション万全で札幌ドームに乗り込む。水戸は今季ここまで1勝4分8敗という成績で最下位にいるが、それはポゼッションスタイルへの変貌を目指していることの歪みでもある。昨季まではリトリートした守備を徹底し、勝ち点を拾うやり方だった。上位に食い込むことはあまりなかったが、多少の勝ち点は確保できていた。それを今季からは目先の結果を大目に見つつ、守備時はリトリートをしながらも、攻撃時にはボール支配率を高めたスタイルへの変貌を目指し取り組んでいるのだ。もちろん、しっかりとポゼッションをして攻撃を組み立てるサッカーは簡単ではない。形になるまでには時間がかかるし、ちょっとしたミスから大きなピンチにつながってしまうことも多い。そうしたリスクをあえて取りながらも、チャレンジを続けている。この姿勢は賞賛したい。

第12節の対仙台戦からはそれまでの4−4−2から3−4−3へとシステムを変更。自分達のチャレンジに少しでも手応えを上乗せしようと、前線の人数を増やすことで得点の可能性をより高めようとの狙いだろう。

注目すべきエリアは札幌から見た左サイドだろう。「右サイドの金澤。彼は良い動きをしている」と札幌・三浦監督が警戒しているように、鋭いドリブル突破と精度の高いクロスボールを武器とするMF金澤が今季の水戸の攻撃を牽引している。そして札幌もトリッキーなボールタッチが持ち味の左MF西谷が攻撃のキーマン。このエリアの攻防が勝敗の行方を大きく左右しそうだ。また、水戸はCB大和田が出場停止になっているため、それを受けて前田監督がどのような変化をつけてくのか。そこも注目点のひとつだろう。

第1クールでの対戦では、水戸がパスをつなごうとしてミスをしたところを上手く突いた札幌が勝利している。その前回の対戦を踏まえて、双方が細部にどういった変化を加えてくるのか。興味はつきない。

以上

2007.05.17 Reported by 斉藤宏則
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