5月19日(土)J2 第16節 福岡 vs 鳥栖(14:00KICK OFF/博多球)
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すべての試合に勝ちたい。誰もがそう願っている。しかし、勝利する時もあれば、敗れることもあるのが勝負の世界。その中に身を置く者なら、納得のいかない敗戦であっても、目をそらさずに受け入れる勇気が時として求められる。勝って学ぶこともあれば、敗れて学ぶこともある。大切なことは、あらゆる結果を教訓に変えて自らを大きくすることだ。しかし、それでもなお決して譲れない戦いがある。互いの意地と誇りをかけ、アイデンティティとアイデンティティをぶつけあう戦い。それがダービーだ。
そして19日、福岡は博多の森で鳥栖との間で行われる18回目の九州ダービーを迎える。過去の対戦成績は福岡の11勝4分2敗。博多の森での対戦に限れば、福岡は7勝1分と負けがない。しかし、その数字は単なる結果の積み重ね。過去の対戦成績が将来を保障するものではないのは勝負の世界の常。ましてや九州ダービー。互いの置かれている順位も、クラブの規模も、クラブの運営予算も、勝負の行方には影響を与えない。勝負を決めるのはただひとつ。絶対に勝つという強い気持ちだけだ。
「最高の戦術レベルのサッカーで、いい試合がしたい。とにかく勝ちたい」とはリトバルスキー監督。当初は練習予定のなかった16日の午後に、急遽、非公開練習を取り入れた。そして選手たちも、前節の京都戦で味わった情けない思いを切り替えて、実戦さながらに激しくボールを奪い合っている。「鳥栖戦のためにハードワークするイメージを持ってやれている。大丈夫」(布部陽功)。チームのために、サポーターのために、選手たちの視界には勝利の2文字しか見えていない。
いい準備をしているのは鳥栖も同じだ。シーズン序盤戦は不本意な戦いを強いられたが、けが人が戻ったことで先発メンバーを固定できるようになったチームは明らかに上昇気流に乗っており、開幕戦で福岡に喫した0‐5の敗戦の雪辱を狙っている。常々どの試合も48分の1と語る岸野監督も、九州ダービーには並々ならぬ意欲を見せる。第11節以降は2勝2分1敗とまずまずの戦いを続けているが、九州ダービーでの勝利がさらにチームの勢いを加速させることは間違いなく、こちらも勝利の2文字しか頭の中にはない。
福岡にとっては中盤をコンパクトに保つこと、ポジションチェンジをしながら中盤のバランスと厚みを維持すること、攻め急がないことがポイント。しっかりとボールを回してゴールを狙いたい。そして鳥栖にとっては、相手より走り切ること、最後まであきらめないこと、とにかく粘ることが鍵。まずは福岡を0に抑えて、守から攻への速い切り替えからゴールを奪いたい。
いずれにしても、互いにとって簡単な試合にはならないはずだ。自分たちの時間帯に攻め切る勇気と、相手の時間帯を凌ぐ我慢強さが必要な試合は、精神的にも、体力的にも強さが要求される。そんな中で、相手の出方を読み、試合の流れを感じ、いかにして自分たちの時間帯を多くするかが、互いに共通する勝利への道だ。最後の一瞬まで目が離せない戦い。両チームが、そんな試合を展開してくれることは間違いないだろう。
以上
2007.05.18 Reported by 中倉一志
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