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【J2:第17節 東京V vs 福岡 レポート】東京Vが雪辱に成功。あくまで「勝利」にこだわった福岡は痛い3連敗を喫する。(07.05.24)

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5月23日(水) 2007 J2リーグ戦 第17節
東京V 4 - 2 福岡 (19:03/味スタ/3,504人)
得点者:'43 富澤清太郎(東京V)、'44 廣山望(東京V)、'61 宮本亨(福岡)、'63 オウンゴ−ル(東京V)、'86 フッキ(東京V)、'89 アレックス(福岡)

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7連敗という悪夢の呼び水となった前対戦(第7節)の雪辱を、東京Vが見事に遂げた。第2クールに入って負け無しのチームと未勝利のチーム、その勢いはハッキリと結果にあらわれていた。

東京Vは開幕からラモス監督がひたすら使い続けてきたルーキーの福田健介、福岡はキャプテン久藤清一とどちらも主力を1人ずつ出場停止で欠いたが、互いに代役には藤田泰成(東京V)、本田真吾(福岡)という「新しい力」を抜擢した。

これが功を奏したのは東京Vだった。前節から本格的に起用している3−5−2でこの試合もスタートした東京Vは、両サイドからの攻撃が大きなポイントとなるため、右サイドに入った藤田の役割は非常に重要だったが、見事に期待に応えた。
両チームともコンパクトに保ちボールを動かしつつ0−0で迎えた前半43分、服部のそのまま入ってもおかしくない直接FKを富澤清太郎が頭で擦らせ先制したわずか1分後、見せ場は訪れた。フッキからのパスで右サイドを駆け上がり、ゴール前への絶好のクロスが廣山望の追加点を演出した。昨季26試合に出場しながらも今年は開幕からメンバー入りすらしていなかった藤田。同じ境遇にあったDF萩村滋則と「悔しい思いを発散させよう」と話し、力に代えた。

もう1人大きな注目を集めたのが、名波浩だ。
右ひざのケガから復帰し、6試合ぶりの先発。この福岡戦に照準を合わせ調整していたとはいえ、『勝っているうちは代えるな』という定説上、前節活躍した佐藤悠介の起用も考えられたがラモス監督は「ケガで外したのだから、復帰すれば先発」とあえて名波先発にこだわった。当然、名波はこの心遣いに奮起し「良いムードを壊したくなかった。使ってくれたカリオカ(ラモス監督)や、好調の悠介のためにもしっかり結果を出したい」。交代する後半31分まで絶好のパスワークで福岡選手を翻弄し、チームの勝利へ大きく貢献した。

対する福岡だが、前半は決して悪い流れではなかった。しかしリトバルスキー監督は「流れを変えたい」と先発起用に踏みきった本田、林祐征をあきらめ、後半開始から大塚和征、リンコンに代えると、右サイドに入れた大塚には対する服部(東京V)をディフェンスに回させるように指示を出した。
後半16分、CKから宮本亨が1点を返したが「そこで勝点『3』をとりにいった」(福岡・久永)。攻撃的に出て逆転を目指したが、相手が一枚上だった。

わずか2分後フッキの猛ドリブルが福岡のオウンゴールを誘う。さらに、上がって張った大塚の意図に気付いた服部が自ら引いて素早く対処し、逆にディエゴをフリーにさせ、前がかりになった福岡DFの裏をとって攻めた。そこから最後はフッキが技ありの左足アウトサイドで決め4点目。
ロスタイム、福岡がPKを得て1点を返すがそこまで。4−2でラモス監督が「自信回復の特効薬」と語る『連勝』を挙げることに成功した。

今季初の3連敗に肩を落とす福岡だが、久永は「点をとりに攻撃的にいった結果の4−2。必ず次につながる」と、攻めに徹した戦いぶりを前向きに捉えた。
久しぶりの連勝を飾った東京Vは、前節の吉武剛も含め「(名波、藤田ら)いきなり新しい選手が入っても活躍できるのは、チーム状態が良い証拠」(東京V・吉原慎也)だろう。勝敗を五分に戻し、厄払いは終った。心新たに一歩一歩高みを目指す。

以上

2007.05.24 Reported by 上岡真里江
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