●キリンカップサッカー2007〜ALL FOR 2010!〜
第1戦 2007年6月1日(金)19:10キックオフ/エコパ
日本代表 vs モンテネグロ代表
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日本代表にとってアジアカップ前最後の国際大会となるキリンカップ(6月1日=モンテネグロ戦、5日=コロンビア戦)。オシムジャパンにとって重要な初タイトルの懸かる大会となるが、それに向け、彼らは28日から静岡県内での合宿に入っている。2日目の29日は疲労などを考慮して午前中のトレーニングを取りやめ、夜19時からの静岡産業大学との練習試合のみを行った。
ところが会場となった日本平スタジアムに現れたのは、招集メンバー27人のうち17人。まだ帰国していない中田浩二(バーゼル/スイス)を除く9人は、別の場所でトレーニングを消化したという。このうち負傷を抱える中村俊輔(セルティック)と本田圭佑(名古屋)は別メニュー。残る浦和レッズ、川崎フロンターレ勢ら7人は普通に動いたようだ。
一方、報道陣や大勢のサポーターが見守るグラウンドに姿を現した17人は大学生と30本×3本のゲームにのぞんだ。最大の注目点はブンデスリーガで今季11点をマークした高原直泰(フランクフルト)の状態と周囲とのコンビネーションだった。
その高原は1本目にいきなり登場。かつて99年ワールドユース(ナイジェリア)でともに戦った播戸竜二(G大阪)と2トップを組んだ。基本布陣は4−4−2。GKは川口能活(磐田)が入り、最終ラインは右から山岸智、水本裕貴(ともに千葉)、青山直晃(清水)、橋本英郎(G大阪)。中盤は遠藤保仁(G大阪)が底に位置し、右MF藤本淳吾(清水)、左MF家長昭博(G大阪)、トップ下・羽生直剛(千葉)という逆三角形のような形になった。
立ち上がりの日本は慎重にいき過ぎてリズムがつかめなかった。「静産大はしばしばJクラブと試合をしていて、どう戦えばいいか分かっている」と藤本は話したが、警戒心が強すぎたのかもしれない。不用意なミスパスからカウンターを食らうなど、大事な国際大会をすぐ後に控えたチームとは思えない、苦しい出だしだった。
それでも10分を過ぎるとようやくボールが回り始める。高原がしっかりとタメを作り、播戸が裏を狙うなど特徴も出始めた。そして23分には羽生→藤本とつながったボールを受けた高原が強引に持ち込んで先制点を奪った。その後も決定機があった日本だが、相変わらず肝心なところでゴールを奪えない。「決定力不足」は、依然としてチームに重くのしかかかっているようだ。
2本目はメンバーが交代、GK川口、DF(右から)駒野友一(広島)、青山、今野泰幸(F東京)、山岸、ボランチ・橋本、遠藤、右MF・水野晃樹(千葉)、左MF・佐藤寿人(広島)、FW高原、巻誠一郎(千葉)の4−4−2だったが、中盤の構成が1本目とは違っていた。
試合内容は1本目より改善された。橋本と横に並んだ遠藤はより自由にゲームを作り始め、高原も巻がターゲット役を担ったことでより積極的に得点を狙えるようになる。五輪代表から昇格してきた水野も光った。「高原さんはポストプレーも裏に出るのもうまいし、スピードもある。自分のクロスから形を作れるようにしたかった」と言うように、彼は速いドリブルで右サイドをえぐって、たびたび高原めがけてクロスを入れていた。
1本目で高原と一緒にプレーした藤本も「タカさんがいるだけでタメができて試合が落ち着く」と言っていたが、多くの選手が高原の能力の高さを認め、彼を使いながら攻めを組み立てようとしていた。その共通認識が1〜2本目を通じてハッキリと読み取れた。
2本目の得点もその高原がお膳立てする。右からのクロスをペナルティエリア内で受けた彼が反転し、前にいた佐藤にパス。佐藤はつぶれ役になり、飛び込んできた山岸に絶妙のボールを出す。次の瞬間、山岸がシュート。相手DFに当たってゴールネットを揺らした。「こういう形を増やしてもっと自分らしさを出したい」と高原本人も手ごたえをつかむゴールシーンだった。
3本目はGK楢崎正剛(名古屋)、DF(右から)水野、水本、今野、駒野、中盤に藤本、家長、羽生、FWに播戸、巻、佐藤が入る4−3−3。しかしオシム監督が「自分たちで勝手にポジションを決めろ」と指示を出さなかったせいか、選手たちは混乱。3本の中では最も内容が悪かった。終盤には藤本のCKから佐藤が意地のゴールを決めたものの、全体に足が止まり、ボールも走らなかった。静産大にこの内容では、指揮官もとうてい満足できないに違いない。
選手からも「ミスが多かった」「連携が今ひとつだった」と反省のコメントが多く聞かれた。が、この日はキリンカップで主力になるべき選手数人がピッチに立てなかった。日本代表の真の実力ははるかに上のはず。それを1日のモンテネグロ戦でキッチリと証明しなければならないだろう。
3本戦って3−0で勝ったこの試合で、もう1つ前向きな材料があるとすれば、高原を軸に新たなまとまりが生まれつつあること。オシムジャパンはこれまで「点を取る一歩手前までは行くのにフィニッシュの精度が足りない」という課題を抱え続けてきた。しかし今の高原は個人の力で打開でき、複数のDFにマークされても強引にゴール前まで持ち込んでシュートを打てるという、数少ないストライカーだ。周囲も非凡な才能を生かしつつ連携を深めたいと意欲を見せている。普段より長く練習できるこの期間を有効に生かし「確固たる攻撃パターン」を構築できるのか。明日以降のトレーニングも興味深い。
以上
2007.05.29 Reported by 元川悦子
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第3戦 2007年6月5日(火)19:20キックオフ/埼玉
日本代表 vs コロンビア代表
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