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【代表4連戦!:日本代表 キリンカップ】5/30練習レポート:稲本と中田が合流し緊張感が高まった日本代表。モンテネグロ戦に先発するのは誰か?(07.05.30)

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●キリンカップサッカー2007〜ALL FOR 2010!〜
第1戦 2007年6月1日(金)19:10キックオフ/エコパ
日本代表 vs モンテネグロ代表
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日本テレビ系列にて19:00〜21:14全国生中継!!
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5/30練習後の各選手コメント

 日本時間29日夜にブンデスリーガ1部・フランクフルト移籍が決まり、記者会見にのぞんだ稲本潤一。その彼が日本代表に追加招集されることが30日朝、発表された。それから半日も経たないうちに稲本はキャンプ地の静岡へ入り、スイスから帰国したばかりの中田浩二(バーゼル)とともにピッチに現れた。まるで「魔法」のような手際の良さだったが、サプライズはそれだけではなかった。2人はオシムジャパン初練習でいきなりフルメニューをこなしたのだ。「考慮するからと言われていたけど、気づいたら全部やっていた」と中田も苦笑いしていた。さすがは「休みからは何も生まれない」という明言を残した百戦錬磨の指揮官だ。

 この状況なら2日後のキリンカップ・モンテネグロ戦(6月1日、静岡スタジアム)の強行出場も十分ありえる。「1日の試合は問題ない。出たら頑張ります」と稲本もキッパリ言った。彼らが出場OKとなれば、レギュラー争いは一段と激化する。実際、さまざまな組み合わせが考えられるだけに、先発が誰になるのか予想がつかなくなってきた。

 キリンカップに向けた静岡合宿も3日目に突入。30日は18時50分すぎから1時間半のトレーニングを実施した。中田浩二は練習開始より前に合流しており、多少は休息する時間を取れたようだが、稲本はトレーニング開始ギリギリに到着。そのままグランドにやってきてオシム監督と握手を交わすほどの強行スケジュールだった。これで中村俊輔(セルティック)、高原直泰(フランクフルト)の欧州組4人衆が全て揃った。彼らはシドニー五輪から2002年日韓ワールドカップ、2006年ドイツワールドカップをともに戦ってきた世代。同世代の遠藤保仁(G大阪)も「しばらく一緒にやっていなくても感覚はすぐ戻る」と旧友の合流を歓迎していた。

 しかし中村は本田圭佑(名古屋)とともにこの日も別メニューの調整を強いられた。それでもスパイクを履いて軽くボールを蹴り始めるなど、回復は順調そう。本人は「ムリしてやるつもりはない」と慎重な姿勢を崩さなかったが、このまま行けば5日のコロンビア戦(埼玉)は出られそうな雲行きだ。

 稲本、中田浩二は高原らとともに全体練習に入った。が、この日はジグザグ走や走りながらのヘディングなどフィジカル調整から始まったため、これだけやって別メニューになると予想された。しかし4対2のボール回し、モンテネグロ戦を想定した攻撃戦術、オールコートでの実戦形式の11対11+フリーマン+GK…と進んでも、彼は離脱する気配がない。最後の練習でミスパスをした中田が「バーゼル」とオシム監督から皮肉交じりに言われる一幕もあったほど。90分みっちり動いた後の2人はさすがに疲労困憊だった。
 それでもオシムジャパンの初練習は刺激的だったという。特に高さと当たりの強さを武器とするモンテネグロを想定した攻めの練習は興味深かったようだ。

 まずはペナルティエリア外側に5〜6人が散らばって立ち、同エリア内にいるFWにパス。FWはDFと1対1に挑んでゴールを狙った。練習に慣れると今度はFWとDFの人数が2対2、3対3と増えて行き、外の選手もパス交換やサイドチェンジ、ワイドな展開などを織り交ぜながらクロスを入れるなど徐々に難易度を上げていった。駒野によると「モンテネグロは全員が高いし、日本人とは違った間合いがあるけど、ディフェンスが片方に偏る傾向がある。だからこそ一回、逆サイドに振ってからファーサイドを狙うのが大事」という。相手の弱点を突くことが勝利への第一歩なのだ。

 最後のゲーム形式の練習もその発展形。オールコートを3つに分け、各ゴールに近いエリアではFW陣とDF陣が3対3になる。そして真ん中のエリアでは5対5になり、稲本がフリーマン役をこなすルールだった。段階を踏みながらの練習は選手たちにも理解しやすく、いい攻撃の形も何度か生まれた。

 その1つが播戸竜二(G大阪)の得点シーン。橋本英郎(G大阪)からパスを受けた中村憲剛(川崎F)がシュート。GK川口能活(磐田)が弾いたところに播戸が飛び込み、ボールを押し込んだのだ。これをオシム監督が「オフサイド」と冗談交じりに言ったため、播戸は「違う〜!」と反論。ピッチ内外から笑いも起きた。それでもこの日は最後までエキサイティングな練習が続いた。

 欧州組が4人が刺激をもたらすことで、これまでオシムジャパンの中核を担ってきた選手たちの闘争心にも火がつくだろう。鈴木啓太(浦和)は「彼らと競争するのではなく、いい面を吸収したい」と冷静に話したが、稲本も中田も同じポジションをこなせる選手。彼も心中穏やかではないはずだ。
 複数ポジションを担える選手の多いオシムジャパンだけに、組み合わせも数え切れないほどある。FWを例に取ると、3月のペルー戦(横浜)で先発した高原と巻誠一郎(千葉)をそのまま使う考え方もあるし、高原と好調を維持している播戸という99年ワールドユース(ナイジェリア)コンビでもいい。佐藤寿人(広島)を左に置いて3トップにする方法もある。判断は非常に難しいのだ。

 モンテネグロ戦は一体、誰が出るのか。オシム監督は果たしてどんな判断を下すのか。オシムジャパン初タイトルを狙う大会の初戦まで2日。ますます彼らから目が離せない。

以上

2007.05.30 Reported by 元川悦子

※本日のオシム監督のコメントはございません。ご了承ください。
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●キリンカップサッカー2007〜ALL FOR 2010!〜
第3戦 2007年6月5日(火)19:20キックオフ/埼玉
日本代表 vs コロンビア代表
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