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【代表4連戦!:日本代表 キリンカップ モンテネグロ代表戦プレビュー】欧州組は高原に加えて稲本の先発も可能性あり。相手の高さを封じる運動量とボール回し、フィニッシュに期待(07.05.31)

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●キリンカップサッカー2007〜ALL FOR 2010!〜
第1戦 2007年6月1日(金)19:10キックオフ/エコパ
日本代表 vs モンテネグロ代表
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日本テレビ系列にて19:00〜21:14全国生中継!!
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 オシムジャパンの初タイトルが懸かるキリンカップ。明日1日の初戦・モンテネグロ戦は大会の行方、そして7月のアジアカップを占う重要な一戦となる。モンテネグロはかつてオシム監督が率いた旧ユーゴスラビアの一部であり、因縁の深い相手。しかもFIFA加盟承認後、最初の国際Aマッチとなるだけに、徹底的に日本を研究して挑んでくる。逆に日本側はほとんど相手の情報のないままゲームをしなければいけない。「相手に合わせてシステムや先発を考える」というオシム監督のスタイルが非常に取りにくくなるのは間違いない。
 それだけに、誰を先発させるかという判断は非常に難しい。指揮官自身もいまだ模索中のようだが、31日の公式練習を見る限りだと、守備陣はGK川口能活(磐田)、DF駒野友一(広島)、中澤佑二(横浜FM)、坪井慶介、阿部勇樹(ともに浦和)の組み合わせになりそう。欧州組では高原直泰(フランクフルト)のスタメンは濃厚で、稲本潤一(フランクフルト)もピッチに立つ可能性が出てきた。オシム監督も「こういう試合は少ししか出場機会がない選手にチャンスを与えるのが普通」と言っており、水野晃樹(千葉)や藤本淳吾(清水)らの出場も考えられる。
 とはいえ、誰が出ても指揮官が目指す「ボールと人がシンプルに動くサッカー」を実践しなければいけないのは一緒。特に相手は高さがある反面、敏捷性に難がある。サイドを崩しながらサイドチェンジを使うなど機先を制する攻めで決定機を作りたい。そして問題はフィニッシュだ。高原だけでなく、モンテネグロのフィリポビッチ監督に「要注意選手」と名指しされた巻誠一郎(千葉)にも代表戦2試合連続ゴール(3/24vsペルー代表 /jsgoal_archive/japan/news/a/article/00046079.html )の期待がかかるところだ。

 キリンカップに向け、28日から静岡県内で合宿を行っていたオシムジャパン。試合前日の31日には移動して19時からエコパスタジアムで調整した。これまで前日でも関係なく1時間半の練習をみっちり行うのが常だった指揮官だが、この日はさすがに疲労を考慮。1時間程度の軽い内容にとどめた。トレーニング中には激しい雨が降り出したが、オシム監督は選手をセンターサークルに集め、5〜6分にわたってモンテネグロ戦の指示を出すなど、闘争心を押し出した。やはり旧知のモンテネグロには負けるわけにいかないのだろう。

 前日練習ではボール回しや6対6のサイドを使った攻撃戦術の確認などが行われた。最後のゲームでは駒野、中澤、坪井、阿部が同じ組になった。この構成であれば、モンテネグロが2トップできても、3トップできても柔軟な対応ができるという利点がある。左サイドに中田浩二(バーゼル)という選択肢もあるが、彼は帰国したばかり。5日のコロンビア戦(埼玉)に照準を合わせる模様だ。
 中盤の構成も選択肢は豊富だが、この日は遠藤保仁(G大阪)と稲本、鈴木啓太(浦和)と橋本英郎(G大阪)がボランチでコンビを組んだ。このうち特にいい連携を見せたのがかつての同僚である遠藤と稲本。「欧州組の特徴を出させるようにしたい」と遠藤もサポート役を買って出ているだけに、彼らのコンビは一見の価値がありそうだ。
 攻撃的MF入った水野や羽生直剛(千葉)、藤本らもチャンスだろう。特に水野は「オシムさんはサイドを使った攻めが好き。自分は監督のサッカーをいちばん理解していると思っている」と力強く話し、自らをアピールしていた。
 実際、サイド攻撃はモンテネグロ戦のカギになる。前日練習でも、一方のサイドでブロックを作ってパスを回してから逆サイドに展開。そこからもう1回サイドチェンジを入れてゴール前を突く形などが確認された。単純にクロスを上げても190cm台の大男が並ぶ相手ディフェンスラインは崩せない。サイドを起点としながら工夫ある攻めが求められる。そういう意味でも水野の代表初スタメンの可能性は大きいのだ。
 FWはおそらく高原と巻だろう。攻撃の柱である2人の連携を深めることはアジアカップを考えてもプラスになる。「いくらビデオを見ても実際にやってみないと分からない。やりながらイメージを作りたい」と高原も話し、コンビ確立に意欲を見せた。もちろん好調を維持している播戸竜二(G大阪)や佐藤寿人(広島)らも絡んでくる。播戸にはユースから五輪時代にかけて高原と一緒にプレーした経験がある。それを発揮すれば、決定力不足解消の糸口が見出せるかもしれない。

 これだけ多くのバリエーションが考えられる今のオシムジャパン。それだけ指揮官のサッカー哲学を理解し、実践できる選手が増えてきたのだ。選手層が厚くなり、チームとして進化したことを証明するためにも、明日のモンテネグロ戦は内容ある勝利を収める必要がある。
 情報が少ないなら少ないなりに、選手たちがピッチ上できっちりと対応しなければいけない。応用力も問われるこの試合。「賢く走る」というオシムサッカーを前面に押し出し、モンテネグロを撃破してほしい。
 今後のチームを左右する大一番。ぜひ多くの人にエコパまで足を運んでもらいたい。


以上

2007.05.31 Reported by 元川悦子
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●キリンカップサッカー2007〜ALL FOR 2010!〜
第3戦 2007年6月5日(火)19:20キックオフ/埼玉
日本代表 vs コロンビア代表
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テレビ朝日系列にて19時より全国生中継!!(一部地域を除く)
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