●キリンカップサッカー2007〜ALL FOR 2010!〜
第1戦 2007年6月1日(金)19:15キックオフ/エコパ/28,635人
日本代表 2-0 モンテネグロ代表
得点者:23' 中澤佑二(日本代表)、38' 高原直泰(日本代表)
------------
Q:いいプレーをしている時間帯もあったと思うが、先ほどテレビのインタビューで個人プレーに走っている時間があり不満があるといっていた。監督が望むようなサッカーを90分出来るまで達していないということか?
「選手たちは、私が何を望んでいるかということを完全には理解していないので、常に私が望むようなプレーをすることはできません。そのためには細かいことですが、たくさんのことを修正しなくてはなりません。
こういう試合では、良い点もありますが、それについて話すより、今後何をなおさなければならないかを話す方が将来のためにはいいと思います。そういうことがたくさんあったということで、私は満足はできません。
例えば個人的な目的によるプレー、あるいはミスをしないように安全策をとったプレーなど、さまざまなことがあります。もちろんミスはたくさんありました。もちろんラッキーな面もありました。モンテネグロにもPKなどチャンスがありました。彼らはそれを得点につなげることが出来なかった。軽率な時間があったことにたいする罰を、PKによって与えられるべきだったかもしれません。モンテネグロのPKは難しいプレーから生まれたものでした。しかし、そういう細かい話は皆さんにではなく、選手に直接話そうと思います。
その問題を除けば、内容的には悪くなかったと思います。勝ったという結果の通りの内容だったと言えるでしょうか。一点気になるのは終了間際の時間に苦しんだということです。モンテネグロ側は焦らず落ち着いていたし、フレッシュな選手と次々に投入してきた。向こうが中盤の構成力を高めてきたとき、それがゴールに近くなかったことが幸いでしたが、1対1の勝負のほとんどが相手ボールになりました。
私にとっては(モンテネグロは)馴染みのある国でありますから、日本の観客の皆さんがモンテネグロが技術の高い選手をそろえていることを目にすることが出来たのは嬉しいことです」
Q:個人プレーというのは悪いことばかりではないとおもうが?
「そういうことをしてもいいんですが、タイミング・時間帯・目的がよくなかったということです。選手のプライベートな要因によってタイミングが決められることがたくさんありました。チームとして進んでいる時間帯で、チームのためではなく個人の目的のためにボールを使う、シュートして得点をあげる、あるいは競技場の画面にアップで映りたいとか、そういうプレーはチームのためにならないとこれまでも選手にいってきました。
そういう人気取りの競争では選手は私には勝つでしょう。日本ではスター選手が人気がある国ですから。しかしそれではサッカーは前進しないかもしれません。個人プレーがうまく出来る選手がスターというわけです。実は私も好きなんですけれど、しかしそこで試合に負けて私の首がとんでしまってはどうしようもないですからね」
Q:今日は監督が望むとおりの選手を使えたか?
「重要な選手は使えませんでした。左利きの選手、相手の3番をおさえることが出来るようなポジションでプレーできる選手、そしてサイドの選手もケガのために使うことが出来なかった。タッチラインのハジからハジまで一人でカバーできて、何度も往復できるそういうスピードとエネルギーのある選手が本当はいるんだけれども使えなかった。今回は2ボランチでやったが、将来的には1人で任せられる選手、守備もやるがそこから攻撃も出来る選手がいないか今探しているところです」
Q:昨年の方がチームのためにプレーしている選手が多かったのでは?
「今年になってから始まったとは考えていません。もしそういうことが起こらなくても今後起きないように、選手には言わなくてはならないと思っています。症状が起こってから治すより、予防する方がいいわけです。まだ治療できる範囲だと思っているので言っているんです。例えば(中村)憲剛はいいプレーをしましたが、彼のようなクオリティの選手であれば、ゴールのはるか上にシュートしていてはいけません。しかも彼のすぐ脇にフリーの選手がいる状況でシュートをして外してしまいました。
例えばモンテネグロに1-0とリードされた状況で同じプレーをするかどうか。得点をあげれば新聞の1面を飾ったり、TVで取り上げられるということが頭にあったのかもしれません。選手にそういう野心があるとしたら、それをかき立てるのは(マスコミの)皆さんです。そこを、うまい具合にチームのためにプレーをさせるのは簡単ではありません。勝った試合ではありますが、だからこそ良かった面より悪かった面に多くを費やす方が明日のためになると思います。
例えばパスミスですね。タイミングが悪いこと、手間をかけすぎること、ボールが私物であるかのようにキープしようとすることなどなど、そういうことを直さずにはいいチームになれないということがたくさんありました。だから、今日は勝ったからおめでとうというのはお世辞にしか聞こえません。対戦相手が、私が昔住んでいた国の一部だったから言っているのではありません。地方の相手を褒めることで実は自分自身を褒めているんです」
Q:今日はワンタッチプレーでリズムの変化を付けながらプレーをすることが少なかったと思うが?
「試合の中には相手もいるんです。そういうプレーを相手がさせないようにしてきました。日本は原則なるべく早いプレーを心がけています。日本だけではなく良いサッカーをするチームはプレーが早いんです。つまり早いサッカーというのは私の発明品ではないということです。早いプレーをすることを要求しているのは私だけではないわけです。
(今日は)ご覧のとおりのプレーしか出来ませんでした。しかしそれが相手の問題だけではなかったところがより深刻だと申し上げているんです。勝った試合ですから、選手のことはあまり悪くいいたくないわけです。今度負けたときには率直な話をしましょう。それは遠い将来ではないかもしれませんが」
Q:楢崎選手の評価は?中村俊輔選手は埼玉で出場できるのか?
「(中村俊輔選手には)出てほしいと思うが医者ではありません。出るなら100%の状態でプレーしてほしいと思います。ピッチに立っているというだけでは、彼にとっても、観客にとってもよくない。それでも中村選手はスター選手ですから、出ると予告をすれば観客15000人ほど増えるでしょうか。そうであれば出す価値はあるかもしれません。
(楢崎選手について)川口だけではなく、もう一人GKを探そうではないかという理由の一つはアジアカップのためであり、日本代表の将来のためです。川口はいいGKですが、永遠に守れるわけではありません。川口がレギュラーではないというのではなくて、川口が出場できないときにどうするかということです。川口は次の試合には先発します。GKというのは性質上エゴイストで、ナルシストなものなので、今日は川口のリアクションを観察しましたが、立派な反応でした。
今日の試合だけで判断できるとすれば、川口のほかに信頼の出来るしっかりとしたGKが加わったといえるかもしれません。若い年代のGKも加えてGKのチームを作ることが出来るでしょう。そういう考えに基づいて決断をして、楢崎を先発につかいました。負けていれば考えは変わったかもしれませんが、GKは頻繁に変えるほどいいGKが見つかるわけではありません」
Q:水野をいれる際、長い指示をしていたが?
「私は、水野にだけではなく交替選手にはかなり細かく指示を与えています。個人的には(水野は)日本代表のメンバーとしてはまだ子供だと思います。才能はあります。アイディアも溢れるほどですが、そのアイディアに自分がとらわれてしまう。
彼には効果的なプレーをしろと。ボール遊びが好きな選手ですから、サッカーをしているというよりボールで楽しんでいる。そういう選手が、プロとしてサッカーを職業としている選手に混ざって出場するわけですから、気をつけるようにと。しかし彼のそういう面があるとしても、その才能をチームのために使わないのは勿体無い。それくらい彼には才能があるということです。潜在的なもので終わってしまってはいけないと思いますが」
以上
_____
◆今日と同じ舞台エコパで、8月4日(土)に2007JOMOオールスターサッカーが開催!チケット情報はこちらから>>
_____
【代表4連戦! 試合開催スケジュール】
●キリンカップサッカー2007〜ALL FOR 2010!〜
第1戦 2007年6月1日(金)19:15キックオフ/エコパ/28,635人
日本代表 2-0 モンテネグロ代表
得点者:23' 中澤佑二(日本代表)、38' 高原直泰(日本代表)
第3戦 2007年6月5日(火)19:20キックオフ/埼玉
日本代表 vs コロンビア代表
-試合速報はこちら-
★テレビ朝日系列にて19時より全国生中継!!(一部地域を除く)
★チケット情報は【こちら】
_____
●アジア女子サッカー2008 最終予選(北京オリンピック2008 最終予選)
2007年6月3日(日)19:00キックオフ/国立
なでしこジャパン vs 韓国女子代表
_____
●アジア男子サッカー2008 2次予選(北京オリンピック2008 2次予選)
2007年6月6日(水)19:10キックオフ/国立
U22日本代表 vs U22マレーシア代表
★なでしこ&U22五輪予選チケット発売情報は【こちら】
J’s GOALニュース
一覧へ【代表4連戦! 日本代表 vs モンテネグロ代表】試合終了後のイビチャ・オシム監督(日本代表)コメント(07.06.01)
- 開幕特集
- 開幕招待
- 国立招待
- J.LEAGUE ALL-STAR DAZN CUP
- 熱き一枚を手に入れろ
- ベイブレードコラボ
- 明治安田のJ活
- 明治安田Jリーグ百年構想リーグ
- 2025 移籍情報
- AFCチャンピオンズリーグエリート2024/25
- AFCチャンピオンズリーグ2 2024/25
- はじめてのJリーグ
- Jリーグ×小野伸二 スマイルフットボールツアーfor a Sustainable Future supported by 明治安田
- J.LEAGUE FANTASY CARD
- NEXT GENERATION MATCH 2026
- シャレン Jリーグ社会連携
- Jリーグ気候アクション
- Jリーグ公式試合での写真・動画のSNS投稿ガイドライン
- J.LEAGUE CORPORATE SITE
















