6月23日(土)J1 第17節 清水 vs 浦和(14:00KICK OFF/日本平)
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■注目プレイヤー: 兵働 昭弘選手(清水)
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全34節にわたるリーグ戦の折り返し点で清水が迎える大一番。この試合に勝つか負けるかは、今季の清水にとって非常に大きな意味を持つ。一方、浦和としても、戦績の良くない静岡遠征が2試合続くという意味で、ある意味正念場。今節の中でも大いに注目すべき激戦となるはずだ。
第12節〜15節まで4試合勝利がないという状況から、前節の名古屋戦に勝利してようやく復調しつつある清水。6月はまだホームで勝利がないということもあって、リーグ中断前最後のホームゲームで何としても昨年王者の浦和に勝ちたい、勝ってほしいという思いが、日本平に満ち溢れている。
試合内容のほうも、横浜FM戦(15節)で布陣の変更を行なってからかなり良くなってきた。エースのチョ・ジェジンが韓国代表に招集されて出場できないのは痛いが、矢島と岡崎の若い2トップが調子を上げており、トップ下にフェルナンジーニョという本来長谷川監督がやりたかった形が機能し始めているのは大きい。
とくに、長谷川監督が期待を寄せる大器・矢島が、前節で待望の今季初ゴールを決め、その後は伸び伸びと持ち味を発揮するようになってきたのは楽しみな部分。矢島の速さと強さは、屈強な浦和DF陣にも十分通用するはずなので、フェルナンジーニョを生かすという意味でも、彼の活躍が清水の勝利のために欠かせないものになるだろう。
また、ボランチの杉山が体調を崩しているため、横浜FM戦で可能性を感じさせた兵働の左サイドバックという形は、今回は見送られそうだが、その兵働が攻撃面で調子を上げていることもプラス材料のひとつ。とくにミドルシュートがよく当たっていて、F東京戦で矢のような今季初ゴールを決めた後、横浜FM戦でもバー直撃の強烈なミドルを放ち、前節・名古屋戦でもペナルティエリア外から鮮やかなゴールを決めている。
運動量豊富な矢島や岡崎がスペースに飛び出して起点になり、相手DFラインを下げさせて中盤にスペースができたところでMF陣がミドルシュートというパターンも、今の清水の形と言える。兵働だけでなく、藤本もパンチ力のあるミドルシュートを持っているので、エスパルス・サポーターとしては、アジアカップの予備登録メンバーから外れた悔しさを、ぜひここでぶつけてほしいところだ。
そして、攻撃陣が浦和の堅守をこじ開けて先制点を奪い、守備陣が組織と個の力の両面で守りきるというのが、清水の勝ちパターンとなる。仮に清水がリードしたまま終盤を迎えたとすると、浦和がパワープレーに出て、それに対して清水もDFを増やして対抗し、ガチガチの攻防が繰り広げられるはず。そうなった場合も、本当に見応えのあるシーンが連続することだろう。
そうした展開にはさせたくない浦和としては、前半に強い清水に対して、とにかく前半のうちにゴールを与えないことが重要なポイントになるだろう。もちろん、早めに先制点を奪えれば理想的だが、0-0で試合終盤まで持ちこめば、清水の選手たちが消耗してきたところで、浦和の個人能力の高さが生きてくるという計算が成り立つはずだ。そういうしたたかな試合運びができるのも、清水にはない浦和の強みと言える。
戦力的には、ボランチの長谷部が出場停止で、ネネも負傷しており、闘莉王も負傷を抱えながらのプレーとなるが、その程度ではまったく戦力が低下しない層の厚さがある。加えて、田中達が復帰したことによって攻撃の厚みやバリエーションが大幅アップしており、ここ2試合の戦いぶりを見ると、シーズン序盤よりもさまざまな意味で「強さ」が増している印象がある。今の浦和を倒すのは、容易なことではないだろう。
だが、清水としては、どんな形でも勝たなければいけないゲーム。清水サポーターとしても、浦和サポーターに対して、日本平で声の大きさで負けるわけにはいかないという意地がある。ピッチとスタンドが非常に近い日本平スタジアムで、壮絶な応援合戦の中、どんな白熱した戦いが繰り広げられるのか、今から興奮を抑えきれない大一番だ。
以上
2007.06.22 Reported by 前島芳雄
J’s GOALニュース
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