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【NON STOP J2!:7月、湘南はこう戦う!】立ちはだかる勝点21の壁。湘南に今求められるのは『自らを発揮しきらんとする心』。(07.07.06)

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7月の試合日程
第26節 7/7(土) 19:00 vs 福岡(平塚)
第27節 7/11(水) 19:00 vs 水戸(笠松)
第28節 7/14(土) 19:00 vs 草津(群馬陸)
第29節 7/21(土) 19:00 vs 愛媛(平塚)
第30節 7/25(水) 19:00 vs 京都(西京極)
第31節 7/28(土) 19:00 vs 徳島(平塚)
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 4試合を1タームと捉え、その1タームで最低でも2勝1敗1分、すなわち勝点7を取りたいと、菅野将晃監督は思い描いていた。もちろんこれは計算上の話で、実際はコンスタントにはいかない。だが1クールにつき勝点21、シーズン合計で勝点84、さらにプラスアルファを目論んだうえでの指揮官の青写真だった。

その意味で、第1クールは途中までは順調だった。序盤戦で自分たちの闘いを掴み、第7節の徳島戦から4連勝も刻んでいる。難しい試合を味わいつつも、2試合を残した時点で勝点18を稼いだ。しかし第12節の山形戦、続く福岡戦と敗れ、ひとつの目安とする勝点21を目前で取り逃がしたのだった。

そして迎えた第2クールでは、実際には切れ目のない過酷な日程に故障者が続出するなか、チームは奮闘を続けた。第1クールから引き続き守備の安定を図り、加えてアジエルを中心とする攻撃の連動性も増していく。こうして、13試合を終わった時点で3ポイントしかなかった得失点差を12ポイントまで積み重ねた。

 だが一方で、今まさに立ちはだかっているのは勝点21の壁である。6勝4敗、第1クールと同様に勝ち点18で臨んだ第25節の山形戦では、ロスタイムにゴールを許し、0-1で沈んだ。次の相手は、またしても福岡である。ここで何がしかの成果を手にしなければ、第1クールの焼き直しとなってしまう。

 ただし断っておくが、求められるのは何も結果に限らない。「今日の負けはサッカーの必然。勝とういう意欲が物足りなかった」前節の山形戦終了後、指揮官はそう言って眉間に皺を寄せたものだ。思い起こせば第1クールの草津戦や第2クールの東京V戦など、ロスタイム、あるいは終了際に失点し、拮抗したゲームを幾度か落としている。さかのぼれば、昨季以前の姿さえ脳裏をよぎる。菅野監督が溜息を漏らしたようにその原因がメンタルに求められるものであるならば、7月の展望を云々する以前に真っ先に駆逐せねばならぬ課題だろう。

第3クールの出だしには下位チームとの対戦が待っているだけに、ことさら引き締めてかからねばなるまい。そして来月には、10日間の間を空けてC大阪、札幌、仙台、福岡と、一転して強豪との連戦が控えている。7月に良い流れをつくり、手応えを携えたうえで8月に臨みたい。攻守に渡り連動性を高めピッチ上の支配力をも強めつつある湘南にとって、勝点の算盤勘定よりもコンスタントであるべきは、自らを発揮しきらんとする心である。----------

7月のキープレーヤー

中町公祐選手(MF / No.28)

核となるプレイヤーはわかりやすいものだ。だが、そこに鍵は隠されてはいない。むしろ中心を担っている選手が離脱した際、あるいはパフォーマンスが落ちたとき、ともすれば通常どおりのコンディションを整えていたとしても、彼らを補って余りある、否、脅かしポジションを奪うほどの強烈な突き上げがなければ、昇格争いに立ち向かうだけのチームの総力は上がらない。

たとえば、中町公祐である。ある試合のあと、「うしろから見ていて頼もしかった」と斉藤俊秀が目を細めたものだが、序盤戦には出場したものの、第1クール最後の福岡戦の途中出場を最後に以降、公式戦のピッチには立っていない。だがトレーニングマッチを斜め読みするだけでも、やはり彼の視野の広さや非凡なパスセンス、キープ力には誰もが目を奪われることだろう。ちなみに昨季のちょうど今時分、中町はスタメンを張り、連敗脱出の一助を担っている。

そんな非凡な才を宿しながらサブに回っている中町をここではあえて推した。だが彼にかぎらず、後方に控えている選手たちこそがチームにとってのダイナモといってよかろう。燻っている火が等しく燃え盛れば、全体の火力も増すことは言うまでもない。彼らが鍵を開き、公式戦のピッチでその才を発揮しきることを期待してやまない。

以上

2007.07.05 Reported by 隈元大吾
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