■7月の試合日程
第26節 7/7(土) 19:00 vs C大阪(西京極)
第27節 7/11(水) 19:00 vs 山形(NDスタ)
第28節 7/14(土) 19:00 vs 鳥栖(西京極)
第29節 7/21(土) 19:00 vs 水戸(笠松)
第30節 7/25(水) 19:00 vs 湘南(西京極)
第31節 試合なし
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ゴールラッシュだ! 第2クールに入り攻撃の意識を強く感じさせ始めた京都。20節の山形戦から得点力を一気に上げ、25節までの6試合で18得点と大爆発。この理由は何なのか。その理由の一つとして、美濃部直彦監督の目指す攻撃的なサッカーと個々のプレーがかみ合ってきたことが挙げられるだろう。
ぐんぐん調子を上げてきたパウリーニョ、20節からここまで8得点を挙げ、得点ランクトップのフッキ(東京V)に一気に追いついた。
速攻が得意なパウリーニョにとって、速攻をなかなか仕掛けられないこれまでの京都の攻撃ではその力を出し切れていなかった。そんな中、山形戦で前線からプレスをかけていく守備の中で、パウリーニョが相手ボランチのボールを奪ってゴールを決めると、さらに、22節の仙台戦では、中盤のポゼッションの間に、パウリーニョがスペースに走りこみ徳重のアシストを引き出し、ゴールを挙げる。
この2得点は「前線で奪い速攻」、または「ポゼッションからスペースを使う」という京都の攻撃の形が結果となって表れたゴールで、京都の攻撃がパウリーニョの能力を引き出し始めた、ともいえるはずだ。
パウリーニョだけではない。速攻を完遂するために田原もポストプレーから次のポジションに素早く入るようになり、ポゼッションをする中で倉貫も積極的にゴール前に入り得点を狙えるようになってきている。選手の意識がチームの攻撃とフィットしてきているのだ。
「点を獲りにいく」積極的な攻撃姿勢を植えつけた美濃部監督と、その戦い方の中で個性を発揮し始めようとしている選手たちが、ようやくここに来て形になろうとしている。
しかし、課題もある。好調の影に隠されてしまう課題、これについて秋田豊は「もっとテンポのある守備をしないといけない」と語っている。
ただ守るだけでなく、守備から攻撃への移行を素早く、テンポ良くすること。「相手の攻撃が次の瞬間に京都の攻撃になる」、そんな守備を目標にしなければいけないだろう。そのためには角田誠、チアゴ、そして手島和希といったセンターからのポゼッションが重要になってくる。守備のラインコントロールとポゼッション、試合をコントロールする守備の組み立てはこれからの戦いに向け急務となるだろう。
7月、京都は好調の攻撃姿勢を保ちつつ、コミュニケーションをさらに高め、攻撃、そして、試合状況の判断の統一化を強化しなければいけないだろう。第2クールはチーム、そして個々の「成長」があったが、ここからは、それをさらに高める「挑戦」に向かわなければならない。どんな相手だろうとも貪欲に挑み続ける「挑戦者魂」で、得点を、勝利を、奪いにいかなければならない。京都はまだまだ強くなる。7月の京都の戦いに期待が高まる。
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■7月のキープレーヤー
三上卓哉選手(DF / No.13)
平島 崇選手(DF / No.34)
「しっかりした守備をして、守備のリズムが出来て、攻撃でためを作ってくれるから攻撃参加ができる」。左サイドバックの三上卓哉が攻撃参加について22節の仙台戦後に語った言葉がこれだ。田原豊の今季初ゴールのアシストを記録した。
「しっかりした守備」は今や京都サッカーのキーワードになっている。そこから、攻撃が始まるが、相手もリトリートしている状況では、サイドバックは攻撃参加よりもしっかりしたポゼッションが多く要求される。ポゼッションミスから速攻を受ける、または、相手のプレスに簡単に前線に放り込んでしまう様ではゲームをコントロールすることなど遠い。だからこそ三上卓哉、平島崇、両サイドバックの「攻撃の起点」たるポゼッションがこれからの戦いで大きなポイントになるはずだ。右サイドバックの平島も、サイドを駆け上がる印象が強かったがここ数試合ではつなぐ意識を強く見せ始めている。
左サイドの三上卓哉と、右サイドの平島崇。京都の安定した戦いのために、両サイドバックの2人の働きに大いに注目し、期待したい。
以上
2007.07.05 Reported by 武田賢宗
J’s GOALニュース
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