■7月の試合日程
第26節 7/7(土) 19:00 vs 鳥栖(鳥栖)
第27節 試合なし
第28節 7/14(土) 19:00 vs 湘南(群馬陸)
第29節 7/21(土) 19:00 vs C大阪(長居2)
第30節 7/25(水) 19:00 vs 福岡(群馬陸)
第31節 7/28(土) 19:00 vs 水戸(笠松)
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25節終了時(23試合)の草津のシュート数はリーグ最少の185本。全13クラブ中、200に達していないのは草津だけで、シュート数トップの仙台(327本)とは142本もの差がある。第2クールで深刻な得点力不足に陥った草津は、シュートへの意識を高めることで停滞するムードを吹き飛ばしたいところ。今夏、草津が浮上するにはゴールを奪うことが必要となってくる。
第1クールで草津が挙げた11ゴールの内訳を分析してみると、ポゼッションから2点、松浦や高田のスピードを活かしたカウンターから4点、チカや氏原の強さを武器としたセットプレーから5点となっている。第1クールで勝点16(4勝4分)を得た草津は、カウンターとセットプレーを得点源としていたことが分かる。しかし、第2クールの7ゴールを見てみると、ポゼッションから4点、カウンターから2点、セットプレーから1点と、カウンターとセットプレーの得点が激減している。相手チームにカウンターとセットプレーを警戒された結果とも言えるだろうが、カウンターに関しては、草津が素早い攻撃よりも、ビルドアップを選択したという点も要因に挙げられる。
カウンターとセットプレーからゴールが奪えない状況の中、草津はポゼッションサッカーの質が求められている(もちろん、カウンターとセットプレーの改善策も必要)。第2クール終盤、ペナルティエリア付近での仕事ができずに苦しんでいる草津は、この「壁」を越えられるかに今季の運命がかかっている。「今年のテーマであるポゼッションサッカーを早い段階で完成させなければいけない。中盤のビルドアップまでは出来るようになっている。あとは、いかにシュートへ結びつけるかだ」と植木監督。完全にリトリートした相手を5〜6本のパスをつないで崩すのは至難の技だ。だが、それが出来ればチームは大きな成長を遂げる。
第1クールを7位で終えた草津だが、第2クールはここまでわずか1勝で順位を10位まで下げてしまっている。今季の目標である昇格争いに食い込むには、もうこれ以上、離されるわけにはいかない。草津にとってこの7月が正念場だ。鳥居塚は「今は下4チームの下位争いになってしまっているが、上だけを見て戦っている。自分たちはキャンプからしっかりと走り込んできているので、夏場はうちのシーズンだと思う。逆にそうしなければいけない」と、夏に勝負をかける。7月、草津は運動量をフルに生かしたアグレッシブなサッカーで巻き返しを図る。勝負所で勝てず下位に低迷した昨年までの過ちを、もう繰り返すわけにはいかない。
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■7月のキープレーヤー
高田保則選手(FW / No.9)
今季の草津が目指すポゼッションサッカーのカギを握るのは、エース高田保則だ。草津に移籍した昨季は5シーズンぶりに2ケタ得点となる12ゴールを挙げ、復活をアピール。環境に慣れた今季はさらなるゴールも予想されたが、現在までに3ゴールとやや伸び悩んでいる。これは高田自身の問題ではなく、ポゼッションサッカーが未完成であることに起因している。前線でボールが入らないことから高田がチャンスメイクに回るシーンが多く、ゴール前で勝負できていないのだ。「中盤からラストパスが出ないので、自分でラストパスも出そうとしてしまっていた」と高田。24節札幌戦では、前線での勝負を意識することでゴールを挙げ、手応えをつかんだかに見えたが、続く愛媛戦では前線に全くボールが届かず孤立。安定した戦いができていないチーム事情の中、高田の苦悩は続く。
今季、フォーメーションによっては2列目でプレーすることも多いが、草津のゴール前には高田の決定力が必要だ。高田のシュート、ゴール数はチーム力向上のバロメーター。草津のエースストライカーが、気迫のこもった泥臭いゴールを量産し始めたとき、草津のポゼッションサッカーが完成に近づいたと言える。
以上
2007.07.05 Reported by 伊藤寿学
J’s GOALニュース
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