★U20ワールドカップ グループF
7/5(木)9:00キックオフ(日本時間)/カナダ・ビクトリア
U-20日本 1-0 U-20コスタリカ
得点者:67' 田中 亜土夢(U-20日本)
※日本は3大会連続の決勝トーナメント進出が決定!
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強豪相手の苦しい試合を見事にモノにした。勝ち点は6となり全24チーム中一番のりで決勝トーナメント進出を決めた。
試合後、ムードメーカーで各種パフォーマンスの首謀者でもある槙野智章が「このチームは即席のチームじゃないですし、2年半積み重ねてきたものがある。直前のツーロン国際でも(油断してしまったため)痛い思いをしていますから。その経験が活きたと思っています」とまじめな顔で話したが、まさにその通りの結果となった。
「これまでものに出来ないでいた展開の試合で勝てたことに選手の成長を感じる」と吉田監督は控えめながら、誇らしげな表情も見せた。おそらく、彼自身も今年に入ってからの強化段階で2度、海外での親善大会出場を選択したことも、プラス材料だったと感じているに違いない。
【気迫、スピードに圧倒された前半】
「どうしたんだよ。いつもの俺らじゃないじゃないか」槙野によるとハーフタイムにロッカールームでそんな声が飛び交ったという。それだけ受身に回った、前半だった。
日本はスコットランド戦と変わらぬ布陣、一方コスタリカはエース・Solorzanoをワントップに据えた、4-1-4-1。日本は疲労もあり、試合立ち上がりからボールを取りに行きたい前線と、中盤以下の動きが連動しない。ディフェンスラインでボールを持てば、相手の前線がプレスをかけてくる。前に運ぼうにも、相手のゾーンディフェンスの間でボールを回せない、持てたとしても出しどころを探し、回させられている状態に。
中盤が相手1トップや2列目の飛び出しへの対処に追われている間に、ボランチ・Borgesがフリーになり、攻撃の起点に。彼を始め中盤から前線へ次々と危険なボールが繰り出される。両サイドをスピードと身体能力で破られSolorzanoの個人技で、というパターンに持ち込もうとする。
だが前半から光ったのは、槙野のディフェンスだった。そのSolorzanoとの1対1の場面では、決して自由にさせない。特にハイボールの競り合いでは完璧に近いほど競り勝った。攻められながらも前半は0−0で終了した。
【一旦落ち着き直し、後半へ】
徐々に相手のスピードにも慣れ、自分たちのペースを取り戻した前半途中だったが、後半は相手の運動量も落ちてくる。徐々に、前半は守備に追われた柏木も高い位置でプレーすることができ、単発の形ではなくボールを回して崩す形が見れるようになる。後半22分の得点シーンはそんな中理想的な形で生まれた。
中盤で相手からのこぼれ球を田中亜土夢が森島康仁へ。森島はそれを左サイド梅崎司へはたく。「アトムとは目があった。モリシが相手ディフェンダーをひきつけていてくれていたからあとは速いボールをキーパーとディフェンダーの間に入れるだけだった」と梅崎。ゴール前に走りこんだ田中は左足で合わせ、この日唯一の得点が生まれた。
ロスタイムは5分もあり、その間に相手のCKなどひやひやする場面も見られたが、それもしのぎ見事に勝利を収めた。
これまでであれば焦れて崩れたであろう前半。だがそこで崩れなかったことは何よりの収穫だ。いつもの悪癖をクリアしたとでも言おうか、一段階成長を見せた。
だが、ここで油断は、禁物。「黄金時代を超えられると思う」(柏木)「(尊敬するG大阪の先輩)播戸さんを超えるには優勝しかない」と本気で思うのならば、まだまだやるべきはあるように思う。
以上
2007.07.06 Reported by 了戒 美子
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★U-20日本 次回の試合予定
7/8(日)9:00キックオフ(日本時間)/カナダ・ビクトリア
U-20日本 vs U-20ナイジェリア
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・テレビ中継:CS「フジテレビ739」にて生中継 08:50〜11:10、フジテレビにて録画放送 25:40〜27:50
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