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【NON STOP J2!:7月、札幌はこう戦う!】福岡、東京V、仙台との直接対決が続く7月。いま求められるのは得点力のアップ(07.07.06)

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7月の試合日程
第26節 7/7(土) 14:00 vs 山形(札幌厚別)
第27節 7/11(水) 19:00 vs 福岡(札幌厚別)
第28節 7/14(土) 19:00 vs 徳島(鳴門大塚)
第29節 7/21(土) 16:00 vs 東京V(札幌厚別)
第30節 7/25(水) 19:00 vs 仙台(ユアスタ)
第31節 7/28(土) 16:00 vs 鳥栖(札幌厚別)
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6月を終えた時点で、15勝5分3敗の勝点50と首位を走っているが(6月30日、7月1日に行なわれた25節は試合なし)、そのなかで注視すべきはやはり守備の部分だろう。今季から就任した三浦俊也監督は最終ラインから前線までがコンパクトに一定の距離を保ち、すべてのエリアで徹底してゾーンディフェンスをするという独自の守備戦術をチームに持ち込んだ。高い位置から相手のパスコースを消し、ロングボールを多用されたとしても最終ラインにはストッパータイプの長身選手が並び、ことごとく跳ね返す。攻撃では手数をかけず、素早くサイドへ展開することで危険なエリアでのプレーを最小限にとどめる。そうした、徹底してリスクを排除したロジカルなサッカーが見事に機能し好成績に結びついている。ここまでの総失点数15はJ2リーグ最少。無失点試合は13もある。1−0という最少スコアでの勝利も8つ。三浦監督は以前、J2を「セリエA(イタリア)のようなプレースタイルのリーグ」と評していたが、まさに今季の札幌はイタリア代表やセリエAのチームのように、ハードワークで奪った得点をハードワークで守りきるという、シビアに結果を追究する戦い方で首位に立っている印象だ。

ただし、前半戦も折り返しに差し掛かり、順調に勝点を積み上げてきた札幌への他チームからのマークがより一層激しくなってきている。
札幌はゾーンで守備をしているので相手チームが狙ってくるのは当然、人と人との間のスペース。そうしたことはチームとしてはもちろん織り込み済みであるため、第1クールの時点ではほぼ問題なく相手の攻撃をシャットアウトすることができていた。しかし、第2クールに入って他チームの成熟度が徐々に高まり、さらに研究も進み、決定機を作られるシーンが少しずつ増え始めている。実際に、24節では4試合無得点中の草津を相手に2度リードを得ながらも、ゾーンの狭間を狙われてドローに持ち込まれた。「先行逃げ切り」を得意中の得意とする札幌にとっては、らしからぬ試合を演じてしまった。

こうした状況を受けてこの7月、札幌がどういったスタンスで挑むのかという部分に注目したい。今後は他チームからの研究がさらに強まるだろうし、これまでのように無失点で逃げ切ることも容易ではなくなるはず。となると、やはり重要になるのは得点を奪うということだろう。
23節の東京V戦では、MF西谷を前線に据える4−3−3のシステムを採用した。これについて三浦監督は「東京Vは中央からの攻撃が強いから3ボランチにした」と守備面についての言及をしたが、同時に、テクニックとアイデアを持つ西谷を前線に置くことで決定機を増やそうとの狙いも感じ取れる。この東京V戦後、守備的MFの大塚は「今後は、自分達でボールを動かしてチャンスを作る回数を増やしていきたい」と話しており、前述の草津戦後は多くの選手が「追加点が取れなかったこと」をドローに持ち込まれた要因に挙げている。「先行逃げ切り」が必勝パターンだったチームが、来る第3クール、第4クールに向けて守備だけではなく徐々に攻撃への意識も高めてきているということだろう。

さて、後半戦の入り口であるこの7月。シーズン序盤は堅守を売りにしていた札幌が、どこまで攻撃のパワーバランスを上げてくるのか。福岡、東京V、仙台といったライバルとの直接対決も組まれている。目の離せない月になりそうだ。
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7月のキープレーヤー

中山元気選手(FW / No.13)

90分間休むことのない豊富な運動量でチームに貢献している。「体力的にキツくなってきた時には『今頑張れば必ず良い結果につながる!』と自分で自分を励ましながらプレーしている」とのこと。これからは夏場で暑い中での試合も増えてくるが、自分で自分を励ましながら走り続けるこの選手の姿を見ることで、周囲の選手も励まされるはず。そして、広島時代にJ1昇格を経験している数少ない選手の1人である。「J1に昇格するというのは相当に厳しい戦いでした。あの時に得た経験を生かして、チームに貢献できるようにしたいですね」と意気込んでいる。

札幌に移籍して3シーズン目、「今季はスタメンとして使ってもらっているし、いまのところチームも結果を出せているので、そういう意味では充実した日々を過ごせています。でも、個人としては簡単なミスがあったり、得点もまだまだ少ないので、今後はそういった部分を意識したい」と慢心はない。そして「この札幌の地で、再びJ1昇格を味わえたら最高ですね」と意気込んでいる。

以上

2007.07.05 Reported by 斉藤宏則
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