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さすがに52節48試合を消化しなければならないこともあるが、J1勢が中断期に入る7月にもJ2に休みはない。昨季はW杯開催期間中にもリーグ戦を行っているが、まだ気候的に厳しさのない6月。そういう意味で、今年のJ2はすでに初夏の日差しが照りつけつつある中での戦いであり体力的な厳しさは昨季の比ではない。
そうした中でのリーグ戦となるが、すでに、ほぼ2巡を消化しており、お互いの手の内は見えている。例年各チームの監督が頭を悩ませるのが3巡目以降の対戦であり、そういう意味で戦術的な探り合いが見どころの一つとなるだろう。
また、選手層の厚みが結果として出てくるのがこの時期の戦いである。各チームともトップの16人前後のレベルはある一定の水準を維持しているが、底力が出てくるのは実はサテライトメンバーの選手の能力のところである。レギュラークラスに負傷者が出始めるのがこの時期であり、そこに出場停止の選手が組み合わさってチームとしての総合力が問われることとなる。
その一方で、出場機会を与えられてきた若手選手が徐々にその能力を開花させはじめる時期にも当たる。たとえば昨季の例を挙げれば、愛媛で出場していた現・柏の菅沼実がポジションの問題もあるにせよ、得点を量産しはじめたのが2巡目を終えるタイミングの24節の徳島戦の事だった。
そういう意味で、次代の主力選手が頭角を現すタイミングだとも言える。将来の大選手を探すという見方をするのもおもしろいだろう。
ちなみに例年、気温が上がる厳しい環境の中、前述の通り各クラブは総力戦を戦う事となる。そうした中、各クラブの順位が固定されはじめるのがこの時期である。開幕ダッシュしていたチームが失速し、後続のチームが勝ち癖を身につけて上位に肉薄する。そうした戦いはJ2の見どころの一つと言える。
リーグ戦終盤のドラマに向けて、どのチームが昇格に近づくのかを見極めるという見方をするのもおもしろいだろう。
ちなみに現在首位を走る札幌は、例年気候の影響もあってか夏場に失速する傾向にある。今季、悲願のJ1昇格を果たすべく、札幌がどんな戦いを見せるのか。そして首位札幌を追いかける他チームがどのような戦いを見せるのかにも注目してほしいところだ。
以上
2007.07.06 Reported by 江藤高志
J’s GOALニュース
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