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【J2:第28節 京都 vs 鳥栖 プレビュー】京都、未だ鳥栖に勝利なし。台風の影響も心配される今節、雨の西京極で京都は対鳥栖初勝利を納められるか!?(07.07.14)

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7月14日(土)J2 第28節 京都 vs 鳥栖(19:00KICK OFF/西京極)
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-【お知らせ】J2グランプリは台風の影響によりJリーグの試合開催が流動的となった為、J2第28節は不成立といたします。既に投票いただいた皆様は、ご了承ください。-
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「タフなゲームになると思います」。京都・美濃部監督は今回の一戦に向けてこう語った。
第3クールに入って最初の西京極での試合、その相手は鳥栖。ここまでの対戦成績は京都1敗1分と、京都は鳥栖に未だ勝利無し。さらに言えば、圧倒的な強さでJ2を優勝した2005年シーズンで唯一負け越している相手がこの鳥栖だ。今度こそ、という思いは強まる。

京都と鳥栖、似通った点が幾つかある。
第2クールの戦いぶりを振り返ると、共に8勝3敗1分という戦績を残しており、鳥栖はこの第2クールで10位から7位へ、京都も5位から2位へと順位を引き上げた。第2クール躍進したチーム同士の対決となる。
前節、鳥栖は愛媛に敗れ、京都は山形に勝利を収めた中で、鳥栖は飯尾和也が、京都はチアゴが警告を受け、今節出場停止(チアゴは2試合出場停止。そして、右膝負傷のためブラジルへ一時帰国する)。守備の中心の欠場、京都は秋田豊、森岡隆三、手島和希と選手層が厚く控えの不安はないが、鳥栖はチームの精神的支柱ともいえる飯尾の欠場は大きく、京都の強力2トップをどう封じていくか、大きな注目点だ。

京都はパウリーニョと田原豊の2トップが好調。前節の山形戦でもパウリーニョが田原のアシストで同点ゴールを、田原が決勝弾(アシスト斉藤大介)と、二人の得点で勝負を決めた。「高さでは僕、スピードではパウリーニョと役割がはっきりしていてやりやすい。パウリーニョとはずっとコンビを組んでやっているけど、今すごく(コンビネーションが)合っている感じがする」と田原はパウリーニョとのコンビに自信を深める。
対する鳥栖の得点源は藤田祥史だ。ここまで12得点と得点ランクで日本人トップ。ここ5試合でも4得点とコンスタントに結果を残している。前々回(11節)の戦いでは、GK平井のクリアボールを奪って得点を挙げており、「どんな形でも結果を」という気持ちはさらに強めているはずだ。

第2クールの躍進、今節、守備の中心を欠く事、頼れるゴールゲッターを擁している事。守備の件では特に、抱える問題の深さが違うとはいえ、これら共通項は両チームの因縁を感じさせる。「2位と7位」という順位だけでは計れない、波乱必至の一戦になることは間違いないだろう。

今節、一番の心配は天候。14日の京都は台風の影響を受け暴風雨となる恐れがある。木曜日練習後のチーム広報の話によると「まだ分かりませんが、公共交通機関への影響などで開始時間を遅らせたり、最悪の場合、中止の可能性もあり、当日、マッチコミッショナーの判断で決まりますが、台風の影響次第で様々なことが考えられます」とのこと。(最新情報は京都サンガF.C公式サイト( http://kyotosanga.jp/ )やJリーグ公式サイト( http://www.j-league.or.jp/ )などで確認していただきたい)

雨の戦いになりそうな今節、気になるデータを一つ。雨のゲーム、鳥栖は22戦中4勝13敗5分と勝率は低くなっている。京都は19戦中14勝3敗2分(J2記録)と高い勝率を誇る。このデータだと京都有利か、と思いきや、前回は「雨のち曇」の天気の中、鳥栖が勝利を収めた。やはり、この一戦の行方は分からない。

以上

2007.07.13 Reported by 武田賢宗
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