7月14日(土)ヤマザキナビスコカップ F東京 vs 横浜FM(18:30KICK OFF/味スタ)
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F東京は、アウェイでの第1戦を1−0で先勝し、引き分けでも準決勝進出が決まる。だが、アドバンテージはないに等しい。F東京が2点差以上で敗れた場合は、横浜FMが勝ち抜け。0−1なら延長戦。それ以外の1点差での敗戦であれば、横浜FMの進出が決まる。
「前から守備をして1点を取りにいく。リードしているとはまったく思っていないし、ホームで勝ちにいく戦い方をしたい(原監督)」。
最終ラインを下げて、逃げ切るつもりはない。アドバンテージを考えず、ここ数試合好調なメンバーでいつもどおりの戦い方で試合に臨む。今野泰幸、伊野波雅彦の代表招集が痛手だったが、第1戦で茂庭照幸、浅利悟が2人の穴を埋めた。茂庭は、高い位置で最終ラインをキープしチーム全体をコンパクトにする役割を担う。
「コンパクトにすることでボランチの守備の負担も軽くなる。ボールを奪った後、足元の上手い選手も多いのでそこに繋いで裏のスペースを狙うことも出来る。それにフジさんもインターセプトが狙いやすくなりますしね(茂庭)」
第1戦目では、ボールを奪って前線の福西につなぎ、ルーカスとのパス交換からサイドの鈴木規郎を使いゴールを奪った。選手間の距離が縮まり、いい守備からいい攻撃の形が生まれたゴールだった。リーグ前半戦で試行錯誤し、様々なトライを行ってきたことでチームのオプションは増えてきている。4バックにこだわりを持つ原監督だが、時間帯によっては3バックへの移行もある考えを明かしている。
「今のメンバーを考えると、中央にキープ力のある選手を配置した3バックも機能すると思う。時間帯やスコア次第で色々な選択肢がある(原監督)」
紅白戦でも、3−5−2システムを度々試してきた。2トップには赤嶺慎吾、ルーカスが入り、トップ下には馬場憂太が務める。選手も手応えを話す。
「2トップが距離感を意識することが大切。スペースに動くことでトップ下の選手も受けやすくなる」(赤嶺)。「2トップの方が、パスの出し所も多いしやりやすい」(馬場)。後半、得点を奪いにいく展開になれば、この新システムを使うこともあるだろう。
後のない横浜Fマリノスは攻撃的な布陣で来ることが予想される。紅白戦では、今季未出場のエウチーニョや、マルケスが主力組でプレーした。出場停止の河合に代わり、ボランチには那須大亮が入りそうだ。「マルケスは相手の裏を取るプレーが上手いし、いい選手だね」と原監督。マルケスの、キープ力や左サイドに流れてボールを引き出す動きには警戒が必要だ。また、中澤佑二に代わり最終ラインに入った栗原勇蔵も1戦目で好パフォーマンスを見せている。松田直樹とのセンターバックコンビは、簡単には崩せないだろう。原監督は「センターバックには高さも強さもあるので、サイドバックの背後を狙うことで上手くサイドに引きずり出せればと思う」と堅守対策を話した。
FC東京は3年振り、横浜FMは3年連続のセミファイナル進出をかけた一戦は、明日18時半、味の素スタジアムで幕を開ける。
以上
2007.07.13 Reported by 馬場康平
J’s GOALニュース
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