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【J2:第28節 愛媛 vs C大阪 レポート】両チームともに「らしさ」が出た一戦で、勝点3を得たC大阪が後半戦の連勝スタートを飾る。(07.07.19)

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7月18日(水) 2007 J2リーグ戦 第28節
愛媛 0 - 2 C大阪 (19:04/愛媛陸/1,933人)
得点者:'56 前田和哉(C大阪)、'68 香川真司(C大阪)


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愛媛は金守と田中を、C大阪は古橋、アレーと主力を欠いた両チームの対戦だったが、結果は「勝つべくして勝った」とクルピ監督も納得したC大阪の完勝。内容的にもC大阪にとってはいい意味で、愛媛としては悪い意味で「らしさ」が出たゲームとなった。

まず、勝点3をつかんだC大阪としては貴重な先制点となったのが56分のFK。DFゼ カルロスと見せかけて、MF濱田が蹴ったクロスに対してゴール前でDF前田が完全にフリーに。C大阪は前節同様、セットプレーからきっちりと先制点を挙げることに成功。「らしさ」を発揮した後の68分には、愛媛のクリアミスを拾ったMF香川が愛媛のDF森脇、南の間を抜いてシュートを流し込み、追加点を奪って試合を決めた。

その直後の71分には、DFの裏を取ったFW森島康が南に倒されてPKを得るなど大部分で試合の主導権を握ったC大阪だったが、「90分間しっかりできるようにしたい」と香川が反省したように立ち上がりと終盤、ゲームの流れは愛媛に傾きかけた。

その愛媛は開始直後にボランチ宮原の縦パスからFW藤井、MF赤井が立て続けにC大阪のGK吉田を襲うミドルシュートを連発。28分には再び宮原が縦にくさびを入れるとMF江後とのワンツーで抜け出したFW内村がシュートを放つ。しかし、これも角度のない位置から吉田の正面を突いてしまうと、「中盤とDFラインの間が空いて2トップに自由にさせてしまった」とボランチの井上が振り返ったように、逆にC大阪のFW森島康、小松に前線で起点を作られ、試合の主導権を奪われてしまった。

そして後半、セットプレーから失点。そこからは今季何度も繰り返してきたように、失点してリズムを失うと立ち直れない「らしさ」を露呈してしまう。「点を取られてからはいつもの悪いパターンになった」と望月監督は肩を落とし、宮原が「失点してからは元気がなくなってしまった」と悔やんだように、愛媛はこの試合でもこれまでの負けパターンを覆すことができなかった。

そして両チームともに「らしさ」を見せた中で、後半戦を連勝スタートという最高の形で飾ったC大阪。その連勝もさることながら、欠けたメンバーの穴を帰って来た選手が埋めて結果を残した意味は大きい。この後に続く7月の連戦に向けて、総力戦で乗り切る底力があることを示すことができたという点では、C大阪にとっては自信を深める一戦となったといえよう。

逆に今回も「らしさ」を払拭できなかった愛媛としては、厳しい現実を突きつけられた一戦に。今季はホームで勝利に見放されているうえに(今季7勝のうちホームでは2勝)、ここに来てようやくステップアップしてきた順位も、9位との勝点差は11に広がってしまった。

ただ、その中で「ベン(大木)が入って起点になったことは明るい目処」と望月監督が評価したように、攻撃面では選択肢が広がってきた愛媛。今回、クラブ初のブラジル人選手となるジョジマールを甲府から獲得したことも明るい話題といえそうだ。これに今節ホーム初出場を果たした笹垣らを刺激に、どのような試合展開においてもチーム全体が奮起できるたくましさを身につけることができるか。総力戦の夏場を迎え、愛媛が次のステージへとステップアップしていくためには、この試合でも見せてしまった「らしさ」を振り払うことが今後の後半戦においても試されることになりそうだ。

以上

2007.07.19 Reported by 近藤義博
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