7月21日(土)J2 第29節 湘南 vs 愛媛(19:00KICK OFF/平塚)
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今季初の3連敗で第2クールを締めくくった湘南は、しかし第3クールに入るや、水戸、草津と続くアウェイゲームで連勝し、好発進を遂げた。水戸戦を終えた直後、坂本紘司は「勝つことしか考えていなかった」と試合に臨む胸中を振り返ったものだが、事実、草津戦を含めたアウェイ連戦に対する彼らの意識は並々ならぬものだったようだ。
「第3クールの入り方は重要だった」最終ラインを統率し、ことごとく危険を一掃して牙城を守り続ける斉藤俊秀がチームの思いを代弁する。
「絶対に落とせない試合。水戸戦は、『この試合で今シーズンが決まる』というぐらいの覚悟で臨んだ。義生(北島)も話していたが、トーナメントのつもりで勝負に徹した。相手に押されてもしっかりと耐え、きちんとリスクマネージメントしたうえで攻撃もできた。こうした闘いは今後、とても重要になってくると思う」
決して易しいゲームではなかった。笠松の魔力とでも言うべきか、水戸戦は前半膠着し、両者無得点のまま折り返している。だが後半に入ると、湘南はその魔力を払うかのようにシフトアップした。そして斉藤の強烈なヘディングシュートを契機にジャーンが今季初ゴールをねじ込むなど終了際に2ゴールを挙げ、決着をつけたのである。また雨混じりの草津戦では前半からチームの意図するポゼッションを高め、出場停止明けのアジエルと石原直樹のホットラインから虎の子の1点をもぎ取った。
この連戦で見逃せないのが、ともに無失点で終えたことである。特に前節は前半に均衡を破られた草津が後半、攻勢に転じ押し込んできたが、粘り強い守備で最後まで守り抜いた。厳しい展開のなか、もぎ取った1点を「虎の子」に変えた草津戦は、指揮官をして「ある意味、今季のベストゲーム」といわしめた闘いだったのである。書き添えるならば、草津FW高田保則も「まとまっているなと感じた」と脱帽したのだった。
「草津戦に勝ったことで、次がさらに大事になった」と斉藤が引き締める今節、湘南は愛媛をホーム平塚で迎え撃つ。現在、リーグワーストという得点力不足に苦しむ愛媛は、これまで先制点を相手に与えゲームを失ってきた。加えて、今節は中2日で敵地に乗り込むことになった日程の変更も厳しいといわざるを得ない。ただ札幌や京都、東京Vなど、ときに上位陣を食うあたり、対戦相手に厭な存在と思わせるだけの不気味さを備えているのも事実だ。実際、平塚に乗り込んだ第1クールの湘南戦では粘り強くスコアレスドローを演じ、「0−4」に沈んだ第2クールの対戦でも、中盤やサイドでボールを奪った後のカウンターによって危険な匂いを突きつけている。甲府から獲得したFWジョジマールとともに持ち前の全員サッカーが発揮できるか、ゲームの入り方がまずは重要になってこよう。
一方、湘南も新加入のFWエドワルド・マルケスがこの日から出場可能となる。蓋を開けてみなければスタメンはわからぬが、テコ入れを図る両者のメンバーには注目だ。
下位ながら侮れぬ相手との一戦をまえに、「いまがいいとは思っていない」と、斉藤はあらためて引き締める。
「第3クールからが本当の闘い。いい試合ではなく、勝負にこだわっていきたい」
3連勝なるか、あるいは四国の雄が連勝を挫くか。湘南にとっては次節の京都戦、さらに来る8月を見据えた上でも重要なホームゲームとなる。
以上
2007.07.20 Reported by 隈元大吾
J’s GOALニュース
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