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【J2:第32節 C大阪 vs 京都 プレビュー】ともに調子を上げる両チーム、福井で行われる「関西対決」の勝者はどちらか?(07.08.05)

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8月5日(日)J2 第32節 C大阪 vs 京都(18:00KICK OFF/福井)
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※オートプレーの為、実際のメンバーと異なる場合があります。また一部選手はエディットして作成・追加しています。ご了承ください。
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 C大阪のホームゲームだが、世界陸上が大阪長居スタジアムで開催されるため、テクノポート福井スタジアムで行われることになったこのカード。7月の両者の戦いを振り返ると、C大阪が4勝1分2敗、京都は5勝1分と両者ともに好成績を残している。現在C大阪が7位、京都が2位と順位はやや離れているが、J1昇格のライバルでもあるチーム同士、緊張感のある対戦になりそうだ。

 C大阪は前節、仙台と対戦して4-3と点の取り合いを制した。もっとも、チャンスの数で上回り、試合の主導権を握っての勝利でもあり、選手には確かな自信につながったはずだ。仙台戦にあげた4ゴールの内訳は、古橋達弥が2得点、小松塁、森島康仁もそれぞれゴールを決めるなど、すべてFWとして出場した選手によるもの。古橋の個人技を生かした1点目、左サイドハーフの香川の崩しから奪った2点目(得点は古橋)、小松の特長である果敢なドリブルからの3点目、泥臭くも執念で押し込んだ森島康仁の決勝ゴールと、C大阪サポーターにとって「フルコース」ともいえる内容であった。

 ひところは、流れからの得点が少なく、セットプレー頼みの感があったC大阪だが、U-20日本代表の香川がチームに戻って以降、攻撃の流れがよくなった。ドリブルでリズムを作り出す左サイド(香川)、パスワークでアクセントをつける右(濱田武)のコンビネーションもよく、前線の古橋、小松との関係もいい。京都戦も攻撃陣は前節同様の顔ぶれになる見込みで、どんな形でゴールを奪うか楽しみだ。さらにC大阪にとって心強いのが、U-22日本代表として「4カ国トーナメント2007」に出場していた森島康仁が、初戦の北朝鮮戦を終えて代表チームを離れ、帰国したこと。もちろん、京都との大一番に備えてのものだ。ベンチスタートの可能性が濃厚だが、出番はあるはず。試合を決める活躍が期待される。

 C大阪にとって、不安材料となるのがディフェンス面。前節・仙台戦は3失点、前々節の東京V戦は4失点と失点の多さが気になる。CBの江添建次郎は、「確かに仙台戦の3失点は厳しいものがあるが、いずれも原因がわかり、修正がきくものだと思っている」と話す。また、京都戦は同じCBの前田和哉が出場停止。仙台戦後にレヴィー・クルピ監督が、「(代わりの選手として)頭の中にあるのは千葉」と話していた通り、千葉貴仁がCBに入ることになりそうだ。心配されるコンビネーションについて江添は、「CBのポジションは個々の選手に役割が与えられているというより、2人のコンビとしての仕事が明確になっている。だから、人が代わっても戸惑うことはない」と、きっぱり。

 好調という点では、C大阪以上のものがある京都。7月の6試合は5勝1分とハイペースで乗り切り、勝点を57に伸ばした。首位・札幌との差は2となり、札幌の結果次第とはいえ、勝てば首位に躍り出る可能性も。ただ、京都は今季まだC大阪に勝てていない(1分1敗)。前回の対戦(7月7日 @西京極)は1-1のドローに終わり、7月の試合で唯一勝てなかった試合でもある。ポイントは、セレッソの攻撃を抑えつつ、いかにチャンスを作り出すか? カウンターアタックからすばやくゴールを奪いたいところだろう。「FWの2人に加えて、両サイドのトク(徳重隆明)さん、倉貫選手、さらにボランチの斉藤選手もシュートを狙ってくる」(C大阪・江添)という攻撃陣をC大阪ディフェンスがどう抑えるかも注目だ。

 C大阪サポーターはバスツアーで大阪から駆けつけ、ホームゲームを盛り上げる。京都にとっても今季すでに一度ホームゲームを開催した地であり、アウェイの不利はそう強くないはず。ともに好調を維持する実力あるチームの激突は、真夏の対戦にふさわしい熱いものになるだろう。

以上
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