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【J1:第19節 千葉 vs 川崎F プレビュー】新戦力加入で下位からの脱出を図る千葉。システム変更を試みる川崎Fとの激戦を制して波に乗りたい。(07.08.11)

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8月11日(土)J1 第19節 千葉 vs 川崎F(19:00KICK OFF/フクアリ)
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※オートプレーの為、実際のメンバーと異なる場合があります。また一部選手はエディットして作成・追加しています。ご了承ください。
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 決定機をモノにできない得点力不足が響き、リーグ戦中断前の第18節終了時は5勝4分9敗で14位と低迷する千葉。リーグ戦中断期間に2005年には柏に在籍したFWレイナウドを獲得し、宮城キャンプ(7月29日から8月3日まで)を経てリーグ戦再開を迎える。

 宮城キャンプ終了後はまず5日に甲府と練習試合を行ない、レイナウドの得点で1−1の引き分け。8日の東海大との練習試合(45分×3本)は2−1(千葉の得点はDF斎藤大輔の2得点)の辛勝だった。レイナウドに関してMF羽生直剛は「中盤に引いてボールを受けるので、彼の動きをうまく使って攻撃していきたい」と話した。また、FW巻誠一郎は「2トップの距離が近いといい攻撃ができる。レイナウドがサイドで起点になる時は、他の選手に前に上がってもらって僕が孤立しないようにしたい。サイド攻撃と中央を狙う攻撃をバランスよく仕掛けられるように、ポジショニングを考えることが大事だと思う」と語る。レイナウドは7月21日に千葉に合流し、宮城キャンプ不参加の日本代表選手(羽生、巻、MFの山岸智と水野晃樹)と一緒に練習した時間は短い。連係不足は否めないが、ボールをキープしてタメを作れるレイナウドの加入で攻撃のバリエーションは増える。

 対する川崎Fはリーグ戦第18節終了時には7勝7分4敗で5位。リーグ戦中断期間に3−5−2から4−4−2へのシステム変更にトライした。8月5日の栃木SCとの練習試合は、右からMF森勇介、DFの箕輪義信、寺田周平、伊藤宏樹が並ぶ4バックで臨み、右サイドハーフにMF大橋正博、左サイドハーフに開幕前の左膝の大怪我から復帰したMFフランシスマールが入った。4日のJリーグオールスター出場のMF中村憲剛、U−22日本代表招集で不在のMF谷口博之、6月の左足負傷で別メニューのMFマギヌンの欠場もあり、前半は攻守ともにいまひとつだったが、終わってみれば4−1(川崎Fの得点者はFWジュニーニョ=PK、箕輪、FW黒津勝、FW鄭大世)の勝利。箕輪はCKからのヘディング、黒津はFKからのヘディングの得点で、セットプレーの強さを見せつけた。

 とはいえ、8日の紅白戦では主力組は3バックだったようで、川崎Fの今節のシステム及びスタメンは関塚隆監督の決断次第。だが、逆転優勝に向けて再スタートダッシュを切りたいだけに、寺田は「4バックの経験はあるし、システムがどうであれ、やるべきことは変わらない。まず再開初戦の千葉戦できっちりと勝つことが大事だと思う」と話した。

 一方の千葉は下位からの脱出を図るため、リーグ戦再開から一気に波に乗りたい。DF水本裕貴は「川崎F戦だけでなく上位チームとの対戦が続く(第21節磐田戦までの)3連戦が重要。3連勝できれば大きい」と話し、斎藤は「カウンター攻撃を受けないように、ボランチや両ウイングバックとうまく連係したポジショニングで守りたい」と語る。

 今季の両チームはリーグ戦第8節で対戦し、川崎Fが鄭大世の得点で先制したが、千葉が水野の得点で追いついて1−1の引き分け。千葉のMF佐藤勇人は「フクアリでの試合で、川崎Fは昨季のヤマザキナビスコカップ準決勝第2戦(延長戦で千葉が川崎Fに3−2で勝ち、千葉が決勝進出)のことがあるからモチベーションが高いと思うけど、気持ちで負けないようにしたい」と話した。熾烈な戦いが予想されるが、千葉は気持ちのこもったプレーで反撃の狼煙となる勝利を獲得してほしい。

以上

2007.08.10 Reported by 赤沼圭子
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