今日の試合速報

チケット購入はこちら

J’s GOALニュース

一覧へ

【J1:第19節 G大阪 vs 新潟 プレビュー】首位と3位の上位決戦。ホームでの圧倒的な強さを誇るG大阪は前半戦唯一の黒星を喫した新潟に、リベンジなるか!?(07.08.11)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
8月11日(土)J1 第19節 G大阪 vs 新潟(19:00KICK OFF/万博)
-ゲームサマリーはこちら-

-再開直前! J1各クラブ戦力分析レポートはこちら-
-新ターン突入で豪華賞品GETのチャンス!J1グランプリ投票締切迫る!-
- JウイイレCC最新作によるシミュレーションプレビューは「動画を見る」をクリック!
※オートプレーの為、実際のメンバーと異なる場合があります。また一部選手はエディットして作成・追加しています。ご了承ください。
----------

 約1ヶ月ぶりの再開となるJ1リーグ。その最初の一戦、ガンバ大阪はアルビレックス新潟をホームに迎える。G大阪にとっての新潟といえば、前半戦唯一の黒星を喫した相手。しかもアウェイで先制する展開も、終盤は新潟にペースを握られて失速し、逆転負けを喫した苦い思い出がある。また、新潟はここまで9勝5分4敗、勝点32で3位につけており、首位を走るG大阪とは勝ち点9差で迫る勢いだ。G大阪としては是が非でも白星を挙げ、突き放したい相手だろう。その一戦を前に西野朗監督は言う。

「いい巡り合わせだと思う」

 中断期間明け、ゲームの入り方がいつも以上に難しさを伴うことが予想される中で、前半戦唯一の黒星を喫したチームが相手となれば、選手たちには否が応でもいい意味での緊張感が走る。隙を見せて勝ち取れる白星でないことは、前半戦を教訓にして肌身で感じているはずだ。それを踏まえた中での西野監督の言葉。選手たちもそれに呼応するように、決意を語る。

「前半戦唯一の黒星ですからね。きっちり借りを返して後半戦のスタートにしたい(DF加地)」

「現状に満足せず、常に上を見てやっていく。ガンバらしいサッカーでいい入り方が出来ればと思う(MF遠藤保仁)」

 代表組が戻ってから1週間。西野監督は、この時間を「やれることは限られるけど、まずはチームが一体感を持って戦っていた時の状態を思い出す時間にしたい」と照準を定め、トレーニングを行ってきた。
 7月末のFWマグノアウベスの再離脱は誤算だったが、FWバレーはケガから復帰。アジアカップを戦った日本代表組からは「代表で不完全燃焼的なところがあったのか、モチベーションの高さが伝わってくる(西野監督)」し、U-22日本代表のMF安田も「すぐにでもチームに合流したい」という熱意を持って中国遠征から戻ってきた。また、ナビスコ準決勝での活躍が目を惹いたMF倉田など、バックアップメンバーのモチベーションも高く、いい競争の中で全体の底上げが感じられるのも、好材料だろう。

 というように、チームが醸し出す高いモチベーションを思えば、G大阪は万全の体制でもってこの新潟戦を迎えることになるだろうが、対する新潟もまた、前半戦をチーム史上最高位の3位で折り返した自信を武器に万博に乗込んでくることは間違いない。また昨年の反省も踏まえ、夏場に失速することのないようこの中断期間にはフィジカル強化はもちろん、「戦術的な部分で新しい要素を付け加えたというよりは、チームとして今までやってきたことを再確認できた」と鈴木監督は胸を張る。その両者によって、J1再開を告げるにふさわしい白熱した好ゲームが期待できそうだ。

 注目は互いの攻撃陣。G大阪は前回対戦時、自慢のパスサッカーを完全に押え込まれたが、その新潟の守備を上回るためにも90分を通してボールポゼッションを高め、ボールを動かし、揺さぶりをかけながら相手を疲れさせる中でフィニッシュを獲れるか。対する新潟は、攻撃のみならず絶大な安定感をみせているG大阪の守備陣に突破口を見つけられるか。それぞれチーム最多の得点数を誇るG大阪のFWバレー、新潟のFWエジミウソンの得点王争いにも注目しながら、その激突を楽しみにしたい。

以上

2007.08.10 Reported by 高村美砂
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

旬のキーワード

最新動画

詳細へ

2025/12/19(金) 12:00 Jリーグ審判レポート(シンレポ!)#19『現役選手が本音で語る!2025年のレフェリング総括!』