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【J1:第19節 神戸 vs 磐田 プレビュー】夏男・大久保擁する神戸と、西、前田のいる磐田がホムスタで対戦。魅力の攻撃陣と、新戦力のボランチに注目。(07.08.11)

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8月11日(土)J1 第19節 神戸 vs 磐田(19:00KICK OFF/ホムスタ)
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※オートプレーの為、実際のメンバーと異なる場合があります。また一部選手はエディットして作成・追加しています。ご了承ください。
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 昨季、J2リーグ戦で経験したノンストップのシーズンとは違い、今季はJ1リーグ戦で約1カ月の「夏休み」を過ごすことができた神戸。選手たちには10日間のオフが与えられ、リフレッシュも完了し、11位(勝点23)と中位争いになんとか生き残った前半戦での疲れも払拭できた模様。チームはその後、高知・春野でのキャンプを行ってフィジカルを再び鍛え直すと、U-22日本代表や名古屋などと練習試合を組み、リーグ戦再開に向けてコンディションをしっかりと整えてきた。

 そして、このJ1リーグ戦再開の緒戦、神戸はホーム、ホムスタで磐田と対戦する。第12節ではアウェイで磐田を相手に、レアンドロの2ゴールなどで3-2と勝利した神戸。実は、これが神戸にとって、1997年から参戦したJリーグでの磐田戦初勝利だった(リーグ戦通算1勝4分け14敗)。当然、今回のホームゲームでも勝利して、シーズンでのダブル(連勝)を記録し、磐田への苦手意識を完全に払拭していきたい。

 その神戸は中断期にシーズン開幕当初から懸念されていたボランチの補強を敢行。ディビッドソン純マーカスと酒井友之という実績のある2選手を獲得した。完全移籍という形で新天地を求めた酒井は、今季、浦和で公式戦での出場機会に恵まれなかったものの、神戸ではすでに存在感を示し、今回の磐田戦で先発出場が濃厚となっている。司令塔ボッティの守備の負担を酒井がどこまで軽減できるかが、この試合のポイントのひとつとも言えるだろう。

 また、チーム総得点の約8割以上となる24得点を稼ぎ出した神戸が誇るアタッキングカルテット、近藤祐介、レアンドロ、朴康造、大久保嘉人の4選手も、8日のゲーム形式の練習ではアグレッシブないい動きを見せていた。自ら「夏には強い」という主将の大久保は、先のJOMOオールスターサッカーでゴールを決めてMVPを獲得するなど、気持ちも乗っている。いまやお家芸となった電光石火のカウンターを軸に、GK川口を中心とする磐田守備陣を彼らが粉砕しなければ、神戸の勝利は見えてこない。

 一方、中断期までの18試合を勝点28の7位で終えた磐田。ケガなどでなかなかベストメンバーを揃えられなかったが、後半戦には、いよいよ臨戦態勢を整えられそうだ。そのなかでも西紀寛の復帰はチームにとって心強いだろう。第18節の浦和戦で途中出場はしているが、やはりスタートからこの西を使えることで、攻撃の幅は大きく広がる。第13節の新潟戦から復帰し、6月だけで5得点を挙げた前田遼一とともに、前回の神戸戦ではピッチに立っていなかっただけに、この2選手の存在が、どれだけ神戸に脅威を与えられるかというところも見所だ。また、こちらもボランチで新加入のエンリケが、ファブリシオらとともに攻撃陣をどのように支えていくのかも注目したい。

 この一戦では、エメルソントーメ(神戸)、田中誠(磐田)という、両チームの守りの要を出場停止で欠くこともあって、攻撃に特徴を持つチーム同士の戦いだけに、第12節同様、点の取り合いが予想される。「最初の15分から20分の集中が大事」と神戸DF北本久仁衛が言うように、そこでどちらが主導権を奪うかで、試合の趨勢は見えそうである。中位から上位に向けて歩みだす両チームの大事な一戦は、気候同様に、熱戦が期待できそうである。

以上

2007.08.10 Reported by 前田敏勝
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