8月11日（土）J1 第19節 浦和 vs 柏（19:00KICK OFF/埼玉）
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※オートプレーの為、実際のメンバーと異なる場合があります。また一部選手はエディットして作成・追加しています。ご了承ください。
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リーグ再開となる11日の第19節、首位G大阪を勝点2差で追う2位の浦和はホームに柏を迎える。

　その浦和、15日には万博でのG大阪との直接対決を控えているだけに、弾みを付ける意味でも柏戦では是が非でも勝点3が欲しいところだ。
「G大阪とウチが抜け出しているなかで、勝負が待っている。そこで逆転するためにも、柏戦はホームだし絶対に勝点3を取る」（長谷部）

　11日の柏戦を皮切りに9月1日の大宮戦まで22日間で6試合をこなすというハードな日程。夏場の連戦はリーグ優勝争いにおいても大事な時期となる。しかし、ここへ来て浦和にとっては暗いニュースが入ってきた。エース、ワシントンの離脱。
　1日の広島戦前のアップ時に左脚内転筋を傷めたワシントンは、そのまま先発出場。故障箇所を悪化させてしまい、治療のため７日夜にブラジルに緊急帰国。「早ければ今月中にも戻れると認識している」（中村GM）とのことだが、いまのところ復帰時期は未定である。

　昨季得点王のブラジル人ストライカーは今季もここまでリーグ2位、チーム最多の10ゴールを叩き出しているだけに、その穴をどう埋めるのか。オジェック監督は「ワシントンがいなくても2トップでやりたい」と話しているが、果たして前線の構成をどうするのか。田中達とポンテに加え、FW永井、MF小野らの起用が考えられるが、いずれにしても絶対的エース不在のなか、チームとしての攻撃力が問われそうだ。

　ただ、ワシントンを欠くことは何もマイナス面ばかりではない。エースの高い得点力は魅力だったものの、一方ではボールが集中し過ぎてしまい攻撃が単調になってしまうというきらいがあっただけに、チームとしての戦い方を見直すいい機会となるかもしれないだろう。
　現在5連勝中の浦和が、リーグ連覇に向け更なる加速を図れるかは注目だ。

　対するリーグ序盤こそ勢いが目立ったものの、現在は9位につける柏。前回の対戦時は、惜しくも0対2と浦和の前に屈したが、その借りを返せるか。
　対戦相手の浦和はリーグ最少失点（14）を誇っているものの、柏もリーグ3位タイの16失点と堅守が光っているだけに、まずはしっかり守って少ないチャンスを生かしたいところだろう。

　攻撃では司令塔フランサを軸に、李忠成と菅沼のU-22代表コンビを中心とした得点が目立っていたが、中断前のラスト3試合ではFWドゥンビアが3試合連続でゴールをマークするなど好調さが目立った。コートジボワール出身のドゥンビアはアフリカ出身選手ならではの高い身体能力が武器。10試合出場も未だ先発はなく途中からの起用が有力だが、彼の存在は浦和にとっても脅威となるはずだ。

以上