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【J2:第36節 湘南 vs 仙台 プレビュー】5位湘南が4位仙台を迎撃する注目の上位対決!今季2敗の湘南がサポーターの声援を力に、3度目の正直なるか?!(07.08.25)

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8月25日(土)J2 第36節 湘南 vs 仙台(19:00KICK OFF/平塚)
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※オートプレーの為、実際のメンバーと異なる場合があります。また一部選手はエディットして作成・追加しています。ご了承ください。
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「第3クール優勝」も夢ではなさそうだ。振り返れば第2クールを3連敗で終えた湘南だが、しかし第3クールに入るやアウェイ連勝を皮切りにここまでの7試合で5勝1敗1分と波に乗る。悪天候によって流れた第32節の鳥栖戦以降、C大阪、前節は札幌と、強敵を立て続けに下し、第31節の徳島戦と併せて目下3連勝中だ。こと前節においては、相手が攻守の要を2人欠いていたとはいえ、アウェイで首位チームから今季初勝利を奪っている。勝利の笛に歓喜の拳を固めた向きも多かったことだろう。

 だが殊勲の白星にも、選手たちの切り替えは素早かったようだ。「札幌戦に勝ったあと、すぐに今節のことを考えていた」安定感を増しつつ、ときに繰り出すファインセーブで僅差の勝利をアシストしているGK金永基は、チームの様子をこう代弁する。
「一戦一戦、トーナメントのつもりで闘っている。うしろから見ていても体を張るシーンが増えているし、最近1点差勝利が多いのは皆んなが落ち着いていることの表れ。ここ数試合のように次もしっかり守備から入り、気負わず普段どおりに闘いたい」

 実際、前線から始まる献身的なプレー、そして点を奪われても崩れない逞しさが印象深い。「俊さん(斉藤)やジャーンを中心に守るべきところで守るという意思統一ができているし、同点にされても0-0のスタートという切り替えができた」とは、札幌戦を終えたあとのDF尾亦弘友希の言葉だが、昨季までであれば崩れ落ちていたであろう劣勢をも跳ね返す一枚岩の強度が窺える。かといって、「続けなければダメ」と加藤望が釘を刺したように、結果に溺れる様子はない。金の話した「普段どおり」がどこにあるのか、チームのベースが備わってきた証左だろう。

 さて、その湘南がホームで迎え撃つのは勝点1差で上を行く仙台である。第3クールに入ってから2勝4敗3分と、湘南とは対照的にこちらは失速気味だ。9試合で10得点17失点、そのうちのじつに7試合で先制を喫しており、逆転勝ちもあったとはいえ連動性をベースにしたリーグ屈指の攻撃力が数字に結びついていない。ひも解けば今季の湘南との直接対決でも、過去2戦とも立ち上がり早々に先制を許している。岡山一成という軸をDFラインに据える傍ら、今節はジョニウソンと田ノ上信也を出場停止で欠く。ただ黒星が先行しているとはいえボールを奪ったあとの切り替えはやはり鋭く、ひとたびスイッチが入ればスペースへの出入りが活性するなど攻撃は分厚い。梁勇基やロペスといった守備網をかいくぐるタレントも控えているだけに、攻撃に繋げる守備、あるいはピンチとチャンスという表裏一体をいかに自分たちに有利に引き寄せられるか、両者の攻防は激しさを増しそうだ。
「しっかりと足下を見つめて自分たちのサッカーをやることが大事」金はあらためて引き締める。またアウェイで行なわれた第19節の仙台戦で金のアシストから先制弾を決めたFW原竜太は、「いつもどおり、集中を切らさずプレーして勝ちたい」と週末を見据えた。大一番であることに間違いないが、大切なのは自分たちを出しきる、そしてやりきることである。

以上

2007.08.24 Reported by 隈元大吾
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