8月29日(水)J1 第23節 川崎F vs 名古屋(19:00KICK OFF/等々力)
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※オートプレーの為、実際のメンバーと異なる場合があります。また一部選手はエディットして作成・追加しています。ご了承ください。
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連敗中の川崎Fにとって前節のG大阪戦の勝利は大きな意味があった。
「試合前からG大阪に勝つと自信になると思っていたし良かった」と寺田周平。同じような声は各選手からも聞かれた。
G大阪を相手に大量4得点を決めて勝利した前節だが、ポイントとなったのは攻撃ではなく守備だった。
例えば寺田は「ガンバ戦は守備が良かったし危なげなかった。1点を取られたところ以外はしっかり集中してやれていた」と試合を振り返っていたが、そうした見解がチームの共通理解であることは、関塚隆監督の言葉ではっきりする。「原点に戻りました」とG大阪戦について語り始めた関塚監督だが、曰く「全員攻撃、全員守備。そこを忘れたらダメ。支配率は高まってきていたのはあるが、守備の意識が大事だと言うこと」と守備意識の重要性を口にしていた。
もちろんそれまでも各選手はハードワークしていたと思うが、その中でもチーム全体の守備力を向上させるという役割においてマギヌンの復帰は大きかった。2トップとの位置関係はもちろん、ボランチとの距離感の中で適正なポジショニングを取り、相手を追いかけ回してパスコースを限定し、ミスを誘った。最後まで川崎Fが大崩しなかったのは、そうした見えない守備を徹底していたからである。
ここに来て自分たちの戦いを取りもどした川崎Fが今節迎えるのは名古屋である。1巡目の対戦時には、立ち上がり早々に、誰もがその特徴を知っている名古屋の各選手に、その特徴を生かしたプレーをされてPKを与え、先制されるという苦い経験をしている。前節のG大阪戦で止まったが、それまでに5試合連続で先制点を許してきた川崎Fだけに、同じ轍は絶対に踏んではならないだろう。そういう意味で、試合の入りは一つのポイントとなりそうだ。
川崎Fはマギヌンの復帰によってジュニーニョが生き生きとしたプレーをできるようになっており、また2トップの一角を占めるまでに成長した鄭大世が抜群のキレを見せている。しっかりとした守備が前提にはなるが、そこからの攻撃は迫力のあるものになりそうだ。
一方の名古屋は、前節の大宮戦で大量5得点を上げ、チームは勢いづこうとしているところだ。今季初先発でゴールを決めた玉田圭司の働きはもちろんだが、J1通算100得点の大記録を、ミッドフィルダーの選手として初めて達成した藤田俊哉の得点への嗅覚は怖さがある。もちろんこれらの選手の他にも前節2得点の杉本恵太や、強烈な左足を持つ本田圭佑といった能力の高い選手が控えているのはご存知の通り。
共に2連敗を大量得点で止めたチーム同士の対戦となったが、見どころは両者の攻撃力ではなく、その攻撃をいかに食い止めるのかという守備的な部分になるだろう。打ち合いと言うよりは、局面局面でのギリギリの攻防は見せ場になるに違いない。そして、それを制した後の攻撃への切り替えの局面で、どれだけのコンビネーションを見せてくれるのかが試合を分けるポイントとなりそうだ。
勝って勢いを付けるのはどちらのチームか。試合の行方を注視したいと思う。
以上
2007.08.28 Reported by 江藤高志
J’s GOALニュース
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