■AFCチャンピオンズリーグ 決勝トーナメント準決勝 第1戦
10月3日(水)19:00/韓国・城南
城南一和 2-2 浦和
・得点者:10' モッタ(城南一和)、52' 田中達也(浦和)、65' ポンテ(浦和)、81' キム・ドヒョン(城南一和)
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浦和レッズとサポーターは、2週続けてミッドウィークの海外遠征を経験することになった。準備期間があった9月26日の準々決勝・全北現代戦には約4000人のサポーターが訪れ、「ほとんどホームと変わらなかった」と選手に言わしめた浦和サポーターであったが、さすがに今回2度目の韓国遠征は彼らをもってしても日程的に厳しいものがあったようだ。
「最近のシリア情勢を考えてもシリアにならなくてよかった」とシリアに行くことも考えていた現地組にとっては楽になってよかったという声が聞かれた。しかし国内居残り組からは「シリアになってくれれば行けなくても諦めがついたのに…」というぼやきの声が聞こえてきた。
韓国行きが決定したのは、シリアで行われていたアル・カラマ(シリア)対城南一和の結果が出た9月27日の早朝であり、試合までわずか6日の準備期間しかなかった。一般の会社に勤めるサポーターの中にはどうしても無理で渡韓を諦めたケースも多かったという。そんな状況を乗り越えて現地にたどり着いたサポーターは前週の1/5以下といったところか。
スタジアム前で入場を待つサポーター達の待機列を数えてみると、入場開始の1時間前の時点で約300人。開門と同時にスタジアムに入った人数は500人ほどであった。そこで気がついたのは、入場を待つ彼らの雰囲気の良さ。緩んでいるのではなく、いい具合にリラックスして海外での試合に慣れてきたのではないかと思わせられる余裕が感じられた。入場レーンは2列しかなかったが、彼らは整然と係員の指示に従い、15分ほどで待機列はなくなった。アルバイトの係員は事前に気をつけるように言われていたそうだが、その期待をいい意味で裏切る入場であった。
しかしスタジアムに入れば人数が少なくなっても常にベストを尽くす。位置取りを決め、いつも一緒に戦う仲間達から託された横断幕などを手際よく並べていく。そして試合開始時にはいつものコールで選手たちを迎え、鼓舞していった。
城南のチームカラーである黄色と青がスタジアムの大多数を占め、スタジアムDJが応援をリードし、電光掲示板で応援方法が説明されている、そんな異空間にあって、いつもと変わらない浦和サポーターの声援は選手にしっかりと届いていた。その声援に後押しされた選手達は先制されても慌てることなく逆転し、最後には追いつかれたが、アウェイでの2対2という結果を持って大勢のサポーターが待つホーム・埼玉スタジアムに帰ることになった。
この連戦で結果が出た要因として、韓国という最も身近な海外アウェイでの試合であったことは大きいが、それ以上に選手に逞しさを感じるようになった。海外アウェイでの試合をこなす経験がチーム、そしてサポーターを成長させている。それが今年のJリーグとACLでのアウェイ戦で無敗という結果に結びついているのではないだろうか。
翌日の韓国紙を見ると、追いついてのドローという結果に対してポジティブな記事が見られた。浦和と城南、どちらも第2戦に向けて手応えを感じた試合になったが、浦和には2戦目を埼玉スタジアムで戦えるというアドバンテージがある。決勝への門に手はかけた。多数のサポーターの声援を更なる力に変えて戦えば、このまま一気にアジアの頂点、そして世界への道を切り開いていくことができるだろう。浦和の赤いダイヤが世界の舞台で輝く日はもうすぐそこまで来ている。
2007.10.04 Reported by 川岸和久
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■AFCチャンピオンズリーグ 決勝トーナメント準決勝 第2戦
10月24日(水)19:30/埼玉
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浦和 vs 城南一和<韓国>
-TV中継は、10/24(水)19:25〜21:30 BS朝日にて生中継/テレ朝chにて10/28(日)20:00より録画放送
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