10月28日(日) 2007 J2リーグ戦 第48節
徳島 0 - 2 C大阪 (16:04/鳴門大塚/4,807人)
得点者:71' ジェルマーノ(C大阪)、89' ゼカルロス(C大阪)
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●クルピ監督(C大阪):
「シーズン終盤でのこういう(J1昇格争いの渦中にある)状況で大切なものは、メンタルではないかと思う。今日のような厳しいゲームのなかでも、チームは決してバランスを失うことなく、粘り強く戦うことができた。これが一番の勝因。ディフェンスにおいて大きなミスもなく、粘り強く最後は2ゴールに結びつけた。これがすべて。もうひとつ忘れてはならないのは、サポーターの大きな力があったこと。アウェイにもかかわらず、たくさんの方々に来ていただいた。そのサポーターに恩返しをすることができた」
Q:森島康はなぜ登録メンバーから外れたのか? また、古橋、柿谷、香川の3トップにどんな指示を送ったのか?
「森島康に関しては、今週の練習中に内転筋に強い違和感が出たので、この時期にリスクを冒すべきではないという判断から、メンバーから外した。
3トップに対しては、自由に動き回って欲しいと。さらに、ジェルマーノ、アレー、両サイドバックも、積極的に攻撃参加するよう指示を与えていたが、前半に思ったほど機能しなかったので、後半に酒本を投入していつものスタイル(4-4-2)に戻した。
後半、どの試合でもC大阪のフィジカルが相手を上回る形になることを、自信を持って言えるので、今日もその結果が出たと思う」
Q: 3トップにしたのは、大量点をねらったからか?
「3ボランチ(ジェルマーノ、アレー、藤本)3トップ(香川、古橋、柿谷)という構想は、かなり以前から頭にあった。ねらいとしては、中盤の中央をディフェンスにおいて堅くできることと、両サイドバックが攻撃に参加しやすくなるプラス面がある。今日思いついたのではなく、以前から構想はあった。日本のサッカーはサイドから攻撃をかけるというのが重要ではないかと思うので、そういった意味でも、サイドの攻撃参加にプラスがあると」
Q:1点が入ってから守りに入った面があったと思うが、そのあたりはプレッシャーが原因か?
「プレッシャーという部分は確かにあったと思う。それも当然起こり得ることで、京都が0-3で負けたり、東京Vが2-2で引き分けるなど、J1昇格のかかったチームにプレッシャーがかかってくるもの。逆に失うもののないチームは、0-1となったあと、(逆襲しようと)より攻撃的になるのは自然なことだ」
以上
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