11月11日(日) 2007 J1リーグ戦 第31節
川崎F 1 - 1 浦和 (16:04/等々力/23,355人)
得点者:10' 養父雄仁(川崎F)、32' ワシントン(浦和)
★11/14(水)ACL決勝戦第2戦テレビ朝日系列で全国生中継!
★ACL:初戦から8ヶ月、浦和の選手・サポーターのここまでの激闘を振り返る
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勝てばJリーグ連覇に王手が掛かるというだけでなく、前回敗れている川崎Fへのリベンジ、そしていよいよ14日(水)に迫ったACL決勝戦に良い形で挑むという意味でも浦和にとって重要だったこの一戦。
試合は1−1の引き分けに終わり、王手をかける事もリベンジを果たす事も出来なかったが、ACL決勝という大一番の向けて十分に手応えを得た一戦だった。
ACLも含めここ数試合、浦和は前線にボールが収まらず、中盤でボールがうまく回らないというシーンが多く見られた。この日もイランから8日に帰国したばかりという状況の中、疲れの影響もあるのだろう、中盤でボールを奪われると川崎Fに素早いカウンターで押し込まれるというシーンが数多くみられた。特にこの日は「疲れがないといえばウソになる」と語るMF・平川と、腰痛を抱えながら不慣れな右サイドをこなすMF・阿部の両サイドを何度も突破され、前半10分には浦和の左サイドを振り切った川崎FMF・谷口のクロスから失点。17分にも、右サイドを突破され決定的なシーンを作られるなど危ない場面が続いた。
前半32分にワシントンがPKを決め同点としたが、その際、川崎Fのイレブンが審判に抗議をしている間にDF・闘莉王が「DFラインがうまくいかない」事をオジェック監督に激しくアピールするなどからも、序盤の浦和の混乱が見て取れる。
それでも、この状況を試合中に立て直す事ができるところが、今の浦和の強さだ。
徐々に前線にボールが収まり始めると、中盤のポゼッションも上がり、それまで完全に攻め込まれていたサイドでの攻防でも優位に立ち始める。
川崎Fは後半序盤から、サイドの森を右から左に入れ替え打開を計るがあまり状況は変わらない。時折、川崎Fの鋭いカウンターで危ないシーンを迎えることもあったが、セットプレーやカウンターから浦和もそれ以上の決定的な場面を作り出していた。
結局お互い次の得点が入らず、引き分けに終わったが、試合後「最後まで集中力をきらさずに戦えた」と.DF・坪井が語ったように、疲労困憊という状況の中、浦和イレブンは90分間を見事に戦い抜いた。
この結果、2位G大阪との勝点差は5と縮まったが、MF・鈴木やDF・堀之内の「経験の中で勝点1の大切さを皆良くわかっている」という言葉からも分かる通り、勝点1という結果を前向きに捉えている。
それよりもジュニーニョ、チョン・テセという強力FWを誇る川崎Fを序盤の1点に押さえ、試合途中から自分達本来の攻撃のリズムを取り戻せたことが、今後大事な試合の続く浦和にとっては大きな収穫の筈だ。
ベンチの指示を無視してPKを蹴り、後半には痛みで我を忘れ、ペットボトルを蹴り上げて自らベンチに退いたワシントンや、腰痛で途中交代した阿部の状況など心配な点があるのも確かだが、リーグ戦残り4試合、そしてACL決勝、天皇杯と一丸となって戦うしかない。
この日の試合後も「WE ARE REDS」のコールを送り続けた頼もしいサポーターと共に、浦和は2つの頂を目指して走り続ける。
以上
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