11月18日(日)J2 第50節 愛媛 vs 鳥栖(19:00KICK OFF/愛媛陸)
-ゲームサマリーはこちら-
-愛媛へ行こう! スタジアムガイドはこちら-
-勝敗予想ゲーム!J2は残り3節!日曜14時締め切り!-
----------
前節、アウェイで水戸に敗れた愛媛は今季3度目の4連敗。ただし「崩されたわけではなく、ちょっとしたミスや自滅からやられている」と望月監督が振り返るように、決してチームの状態が悪いわけではない。むしろ「攻守にチームの質が上がり、どんな相手でも力の差がなく戦えるようになった」と指揮官が続けたようにボランチ宮原、右サイドの大山を起点にアグレッシブなサッカーを展開して達成した第4クールの3連勝が、その直後の4連敗で色あせたわけではない。
しかし結果的にこの連敗中では、望月監督が指摘するようにミスや詰めの甘さから半ばアクシデントのような形が生まれて失点。草津戦や札幌戦、水戸戦ではその1点に泣いた訳だが、もちろんそれらは偶然のアクシデントではない。
前節の水戸戦に関して言えば、「ボールサイドに寄り過ぎてバランスを崩し、逆サイドからカウンターをくらっていた」とボランチ赤井が反省したように、水戸の金澤に再三サイドからクロスを上げられてピンチを迎えていた。どんな相手でも互角に渡り合えるように成長した反面、結果を求めて無理に前に行こうとするあまり、チーム全体のバランスを失っていたわけだ。
この部分に関して、今週はそのバランスを修正するトレーニングを積み重ねてきた。さらに今節ではMF江後と右サイドバックの関根が出場停止となるため、新しく入る選手の組み合わせも含めて、ポジションの確認作業が繰り返されてきた。江後のポジションでは赤井や持留が試され、関根のところには森脇が約3ヶ月ぶりにスタメン復帰する可能性が高まっているが、これらの変化に対してもバランスを保ちつつ、新たな刺激にすることで愛媛は連敗脱出を狙う。
逆に鳥栖は天皇杯4回戦の新潟戦も含め、現在は公式戦3連勝中。リーグ戦でもここ2試合は京都、札幌と上位陣に土をつけてさらに無失点と好調だ。そして愛媛とは対照的に、この勝因となっているのがチームのバランスのよさ。全員がゲームに関わり攻守に安定感をもたらしている事に加え、藤田と金のツートップもフィットしてきている。「彼らを抑えるには、そこにいいボールを配給させない事」と望月監督が警戒するように今節このツートップを愛媛が封じるには、そのパスコースを遮断する守備を第一に考えなければならないだろう。
さらに今季のこれまでの両チームの対戦を振り返っても、決着がついたのは全てセットプレー。第1クールは大山が、第2クールではレオナルドがFKをねじ込み、そして第3クールは宮原のPKで勝負が決まった。組織された守備が両チームのベースでもあることを考えれば、やはり今節も1点が勝敗を分け、ミスが命取りになる事は必至。なおかつ強力な鳥栖のツートップに対して、愛媛も第4クールで結果を出したFWジョジマール、前節怪我から復帰した田中らFW陣がゴールの予感は漂わせている。それだけに、スコアが動かなくともゴール前での攻防からは一瞬たりとも目が離せない展開になるだろう。
愛媛は昨季勝てなかった鳥栖から僅差とはいえ、今季はアウェイで2勝。今季加入したDF近藤が「鳥栖にやられた印象はない」と語るように、愛媛にとって鳥栖への苦手意識は薄れつつある。だからこそ今節、ホームでの鳥栖戦初勝利を成し遂げて連敗からも脱出できれば、愛媛は鳥栖に対して心理的なアドバンテージを得て、来季にも繋がる一戦になりそうだ。
以上
2007.11.17 Reported by 近藤義博
J’s GOALニュース
一覧へ【J2:第50節 愛媛 vs 鳥栖】プレビュー:破壊力を増す鳥栖の藤田と金のツートップを封じ、新たなスタメンを組む愛媛が連敗を脱出できるか。(07.11.18)















