11月21日（水）アジア男子サッカー2008最終予選（北京オリンピック2008最終予選） 日本 vs サウジアラビア（19:20KICK OFF/国立）
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■大一番の前でも、平常心を強調

●反町康治監督（U-22日本代表）
「ここまではいい準備ができている。怪我人もなく、モチベーションも非常に高く、今日もよいトレーニングが出来た。あとは、明日はやるのみです。ベスト以上のパフォーマンスを発揮して、よい結果が出せるように頑張りたい」

Q：通常はアウェイチームから前日練習をするものだが、今日は日本が先に練習した。その理由は？
「サウジアラビアに敬意を表したということ。
また、なるべく早く練習を終えて、生活のリズムを壊さないというねらいもあった。夜遅くの練習になると、どうしてもその後も遅くなって生活のリズムが崩れてしまう。ベトナムでの練習や帰国後の練習も、通常より1時間ほど早めてやっていた。夕食の時間をゆったり取ることで、コミニュケーションを深めるねらいもある」

Q：明日の試合を前に、どんなことを選手に伝えたか？
「まだ、そんなに話はしていない。いつもどおりのトレーニングをした。明日になれば、自然に選手たちの気持ちも高ぶってくるだろうし、ここで高ぶらせてもよくないかと思うので、ルーティーンのことをしただけ。特に何かをしたわけではない」

Q：練習では、どんなことを最終確認したのか？
「それは1週間後に答えたい（笑）」

Q：明日は引き分けでも出場権を獲得できるが、どんな戦い方をしたいか？
「先ほどの質問とかぶるので、本当は答えたくないんですけど…（笑）。
今までどおり、日本がやってきたサッカーを表現するだけ、それに尽きると思う」

Q：シドニー、アテネ五輪の出場権獲得も国立競技場で決定したが、その2大会から今回に参考にすべきことは？
「前の大会とは、その時の空気やアプローチの仕方も違うと思う。それを参考にするのは、危険なことだと僕は思っています。ここまで自分なりに努力して解決してやってきたので、最後も自分なりのアプローチで終えたい」

Q：ここまでセットプレーでしか得点できなかったチームが、ベトナム戦で流れの中から得点でき、4得点も取れた。その原因をどう考えているか？
「それを分析するのが、みなさんメディアの方々の仕事だと思うので、それについてはここではコメントできない。
いずれにしても、チームとしてサッカーの部分だけでなく、私生活も含めて意思の統一が増えてきたのは間違いない。公私にわたって選手たちが同じ方向を見ることができ、アグレッシブにやる。そういう姿勢が、この結果になっているのではないか。
ただ、明日はそんな簡単な試合ではない。まだ努力してやっていかないといけない」

Q：明日の試合、メンタル面で大切にしないといけないことは何か？
「メンタルコントロールでいえば、明日の試合はいちばん簡単な試合だと思う。やるしかないという試合で、高ぶりをどうコントロールするか、というところかもしれないが、選手はみんな目の色が変わっている。それを維持して試合に入り、最後まで高い気持ちを維持させること。この試合だから特別に…ということはない」

以上