11月24日(土) 2007 J1リーグ戦 第33節
G大阪 1 - 1 神戸 (14:04/万博/20,109人)
得点者:40' 播戸竜二(G大阪)、89' 茂木弘人(神戸)
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ヴィッセル神戸・DF茂木による移籍後初ゴールが決まった瞬間、抱き合って喜ぶ神戸イレブンとは対照的にガンバ大阪イレブンがピッチに沈む。表示されたロスタイム『3分』のうち、2分を過ぎた頃だった。
遠い距離からの直接FKのチャンス。神戸のGK榎本が蹴ったボールがDFエメルソン・トーメを経由してFW大久保へ。「反転してシュートを打とうかとも思ったけど、茂木が走ってくるのが見えたので」という判断により、DF茂木に渡ったボールを左足で決める。もともとFWだったDF茂木が決めた移籍後初となるゴール。今季は持ち前のユーティリティーさを武器にサイドバックを預かることの多かった男が、終盤、FWレアンドロの負傷交代などもあり、前線にポジションをとっていた中で魅せた値千金の1プレー。
これで引き分けに追いつかれたG大阪は、勝点3を奪わなければいけない一戦で勝点1しか奪えず、最終節を待たずして終戦を迎えた。ともに上位を争う鹿島が浦和に勝利していただけに、悔やまれる敗戦。ゲームキャプテンDF山口は「たら、ればをいっても仕方がない」と悔しさをにじませたが、前節(F東京戦 1-1のドロー)も、そして今節も自らの手で首を締めてしまったからこそ、結果に言い訳は出来ない。同点に追いつかれた直後に、試合終了のホイッスルを聞いたイレブンがピッチから立ち上がれなかったのは、おそらく、自分たちへの憤りだったに違いない。
前半から神戸の激しいプレスに苦しめられた試合だった。それにより、いつものように中盤でポゼッションをとれず、ロングボール主体の展開になる。それでもゴールへの意欲を示し40分には左サイドのMF安田からのクロスを右ゴール前でMF二川が頭で中央へ。それをFWバレーが神戸GK榎本と交錯する中でこぼれたボールをFW播戸が泥臭く右足で決める。移籍後、古巣から奪った初ゴールに、しかも貴重な先制点に喜ぶFW播戸。彼の周りには喜びの輪が生まれ、いいムードで前半を折り返す。
ただ、前節もそうだったが、獲るべきチャンスをものにしなければ、こういう結果になるということだろう。後半、前半よりはやや繋ぐ展開にはなる中、相変わらずの神戸のプレスをかいくぐり、チャンスを見出してはいたものの、ゴールが遠く。相手の息の根を止める追加点を奪えない。一方的な展開となったことで、いつかは獲れるという考えがあったのかもしれないが、刻一刻と時間ばかりが過ぎて行く。G大阪に比べれば、個のポテンシャルでは劣るものの、一人一人が運動量を増やし、さぼらず献身的なプレーを続けることで『組織』としての結束力を示す神戸の壁を打ち破れない。結果、90分を通してわずか3本しかシュートを放っていない神戸に、うち1本を決められて引き分けに持ち込まれ、万事事休す。G大阪は、最終節を待たずして、優勝争いから脱落した。
余談だが、ホーム最終戦となった今日、G大阪のチームキャプテンであるDF實好が今季限りでの現役引退を発表した。この日まで、挨拶の場に立つ瞬間まで、チームメイトの誰にも知らせず、涙ながらに自分の言葉で引退を告げた『のりちゃん』。会場を後にする際はいつも通りの笑顔で「負けず嫌いだからね。きれいに引退っていうけど、戦力になれる力があるのなら、戦力でいたいのは当然で。そういう意味では悔しいね」と本音をのぞかせた。ケガに苦しみながら戦い続けた2007年シーズン。また一人、G大阪の歴史を支えてきたミスターガンバがピッチに別れを告げる。
以上
2007.11.24 Reported by 高村美砂
J’s GOALニュース
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