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【J1:第34節 鹿島 vs 清水】プレビュー:逆転タイトルを信じ、清水に必勝を期す鹿島。果たして悲願の10冠はなるのか?(07.12.01)

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12月1日(土)J1 第34節 鹿島 vs 清水(14:30KICK OFF/カシマ
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「もし逆転優勝したら?本を出せそうですね。映画にもなるかもしれない。作ってくださいよ」。29日の練習後、小笠原満男は冗談交じりに笑った。清水エスパルスとの最終決戦を目前にしても、特別な緊張感や気負いは感じられない。むしろ、逆転タイトルのかかる現在の状況を楽しんでいるようだった…。

 先週24日の首位・浦和レッズとの大一番に勝利し、勝点1差に詰め寄った鹿島アントラーズ。明日12月1日のJ1最終節で、浦和がアウェイで横浜FCに引き分けるか負け、鹿島がホームで清水に勝てば、2001年シーズン以来のJ1優勝が決まる。今季開幕5試合未勝利という最悪のスタートを切りながら、脅威の巻き返しを見せ、悲願の10冠に王手を賭けた形だ。今週に入ってから、練習場にはメディアが大挙して押しかけるなど、周囲は間違いなく色めき立っている。だが、鹿島のスタッフと選手たちは、普段と変わらない様子で練習に集中していた。

「僕らは勝ち続けるしかなかった。レッズとガンバ(大阪)がもたついてくれたから可能性が出てきただけ。今も他力であることは変わりない。とにかく勝点3を確実に取って、最高の結果で終われればいい」とベテランDF大岩剛も冷静さを失っていない。

 浦和戦前にはクラブ史上初の非公開練習を2日間にわたって行ったオズワルドオリヴェイラ監督も、今週は全てのトレーニングをオープンにした。特別なことをやる必要はないと判断したからだろう。それほど、今、鹿島の選手たち心身ともに充実している。非常にいい状態で清水戦に臨めそうだ。

 今回は浦和戦で退場した新井場徹と船山祐二が出場停止となる。新井場の担う左サイドバックは石神直哉が入ることが確実となった。29日の紅白戦でレギュラー組に入った彼は「近いポジションの選手と確認が取れたのでよかった。悪い面も出たんで改善したい」と意気込みを語った。浦和戦は出場停止でベンチに入れず、スタンドから熱戦を見守ったという。「あの試合はホント、刺激になった。清水戦も大勢のお客さんが来るだろうし、ファンの声援に後押しされながらいい仕事をしたい」と新たな意欲を燃やしている。

 石神の役割としては、対面に対峙する市川大祐のクロスをキッチリと止めること。今回の清水は兵働昭弘が出場停止で、同じポジションに枝村匠馬が入りそうな気配だ。枝村、藤本ともにアグレッシブさのある選手なので警戒が必要だろう。石神は前にいる本山雅志、あるいは自分より中に位置する大岩との距離感や連携に気をつけながらプレーしなければならない。まずは浦和戦同様、確実な守備から入りたい。

 守備のキーマン・岩政大樹が「ジュビロ戦(10月20日、第29節)あたりから守りのリズムができている。満男さんが入って新しいバランスを見つけるまでに時間がかかったけど、試合をこなすごとに安定感を増してきた」と話すように、最近の鹿島ディフェンスは確実に機能している。10月27日の第30節・大分トリニータ戦以降、天皇杯を含めて5試合中4試合が無失点という結果を見ても、守備面の確かな成長が伺える。

 しかしながら、「清水にはチョ・ジェジンというFWの柱がいる。彼に起点を作られたら苦しくなる。フェルナンジーニョもボールを持たせると怖い選手であることは間違いない。中盤もいい選手が揃っているし、油断したらやられる」と岩政が話すように、相手も手ごわい。清水はリーグ戦ここ6試合無敗。すでに4位を確定させるなど、長谷川健太監督も今のチームに自信を深めているはずだ。大黒柱のチョがふくらはぎに違和感を訴えており、明日の出場は微妙というが、鹿島としては誰が出てきても清水の攻めを確実に封じなければ何も始まらない。守りの安定こそ、勝点3確保の前提条件となるだろう。

 攻撃陣も早い時間帯に先制点が欲しいところだ。特にマルキーニョスと田代有三の2トップはここ2試合得点がないだけに、最後にキッチリと結果を残したいところ。「今季は正直、点が少ないと感じる。次は今シーズン最後のリーグ戦だし、どうしてもゴールがほしい。FWが点を取ればチームも盛り上がる」と田代も強い意気込みを口にしていた。彼や岩政、内田篤人らはまだタイトルの味を知らない。常勝軍団と呼ばれた時代を経験している柳沢敦、小笠原、本山雅志らも30歳前後となり、彼らと若手のギャップが大きくなりつつあるのも事実だ。それゆえに今回こそタイトルを獲って、名門の伝統と誇りを若い世代へと受け継いでいく必要がある。田代にはその担い手として、清水戦では大きな仕事をしてもらいたい。

 明日のゲームのスタメンを予想すると、鹿島はGK曽ヶ端準、DF(右から)内田、岩政、大岩、石神、ボランチ・小笠原、青木剛、2列目・野沢拓也、本山、FWマルキーニョス、田代。基本布陣はいつも通りの4−4−2だ。対する清水はGK西部洋平、DF(右から)市川、青山直晃、高木和道、児玉新、ボランチ・伊東輝悦、その前に枝村と藤本、トップ下・フェルナンジーニョ、FWにチョと矢島卓郎が入る見通し。チョがプレーできない場合には、西沢明訓か岡崎慎司が先発するだろう。

 1日の鹿嶋地方の天候は晴れ、気温は14度の見込み。すでにチケットは3万枚以上売れており、周辺道路の混雑も予想される。明日は早めの来場をお勧めしたい。

 果たして鹿島が奇跡を起こすか否か…。この一戦だけはどうしても見逃せない。

以上
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