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【J1:第34節 磐田 vs 柏】レポート:6試合ぶりの勝利で磐田が開幕戦のリベンジを果たす。(07.12.01)

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12月1日(土) 2007 J1リーグ戦 第34節
磐田 4 - 0 柏 (14:34/ヤマハ/13,923人)
得点者:40' 前田遼一(磐田)、46' 林丈統(磐田)、61' 上田康太(磐田)、75' 犬塚友輔(磐田)

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 内容、結果とも開幕戦とは正反対。磐田が最後にきっちりと借りを返し、天皇杯に向けて自分たちのサッカーに対する手応えをつかんだ。

 前節・大分戦でふがいない内容に終わった磐田は、ホーム最終戦でスタメンを6人変更。システムは3-5-2で変わらないが、西がケガから復帰してトップ下に入り、鈴木秀が3バックの右で久しぶりの先発。中盤のアウトサイドは、左に村井が入り、マルキーニョスパラナが右に移動。そして、ボランチは上田と犬塚という若いコンビが務め、2トップの一角として林が今季初スタメンとなった。
 対する柏は、ケガ人と出場停止が多くなって非常に苦しい台所事情の中、とくにボランチが足りなくなってしまい、急きょ谷澤がボランチに移動して永井と組む形。2列目の左には鈴木達が入り、北嶋の1トップに、李のトップ下という形をとり、システム自体はいつも通りの4-2-3-1。
 そうしたメンバー変更の成果が出たのは、変えざるをえなかった柏よりも、積極的に変化を求めた磐田のほうだった。西の動きをきっかけにしてボランチの犬塚も積極的に前にプレスを仕掛け、立ち上がりから柏のお株を奪うような厳しいプレッシングで主導権を握る。それに対して柏のほうは、運動量の面でも柏らしさがなく、中盤では西や上田のところに十分なプレッシャーがかからず、そこでタメを作られたり、前線にタイミング良くパスを出されたりという形で、守りが後手を踏んでしまう。
 逆に磐田のほうは、林が前田の動きをしっかりと見ながらよくボールに絡み、西や両アウトサイドも絡んで前線に良いコンビネーションも生まれる。内田監督の大胆なメンバー変更がピッタリと当たって、16分、17分、27分と決定機を作るなど、完全に自分たちのペースで試合を進めた。

 ただ、その中で柏が最後のところで何とか踏ん張ってなかなか先制点が生まれず、0-0のまま前半が終われば流れが変わってしまう可能性もある展開。だが、40分に上田の好パスからマルキーニョスパラナが右サイドのスペースに抜け出し、GKとDFの間に低いクロスを入れると、これに飛び込んだ前田がきっちりとゴール左に決める。非常に流れのある攻撃で、磐田がようやく前半のうちに先制点を奪った。
 後半は、柏が佐藤を中盤に入れ、谷澤を左サイドに戻して修正を図るが、開始1分にゴール前の混戦から林に鮮やかオーバーヘッドキックで2点目を決められてしまう。これが効いて流れはさらに磐田に傾き、柏の修正策もあまり効果を発揮できないまま、16分に西の折り返しから上田が決定的な3点目を奪った。
 その後は中盤にスペースが増えて、行ったり来たりの展開が多くなる中、30分にボランチの犬塚がドリブル突破から豪快な右足ミドルシュートを決めて4点目。その前後で、柏もセットプレーやカウンターで何度か惜しいチャンスを作ったが、わずかにシュートが外れてゴールが生まれず、磐田も5点目のチャンスを決めきれず、4-0のままタイムアップの笛を迎えた。

 メンバー的に苦しかったとはいえ、自分たちらしいアグレッシブな動きや球際の頑張りが見られなかった柏は、最終的に勝ち点50の8位でJ1再昇格の1年目を終了(天皇杯もすでに敗退)。シーズン当初にJ1残留と勝ち点45以上という目標を掲げ、早々と残留を決定づけて、26節で勝ち点46に到達したところまでは本当に順調だっただけに、その後で大きく失速したことへの反省を選手たちも口にして、来季に向けて精神面も含めたレベルアップを誓った。
 一方、最後に6試合ぶりの勝利を飾り、柏へのリベンジも果たした磐田は、勝ち点49の9位でリーグ戦をフィニッシュ。ここにきて個の部分でもチームとしても手応えのあるゲームができたこともあって、誰もが天皇杯に向けて強い意欲を見せた。

以上
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